特許
J-GLOBAL ID:200903024137819742

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-141701
公開番号(公開出願番号):特開平11-341284
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 フィルタ処理後の画像に白抜けとモアレとが生じることを防止する【解決手段】 複写機31内の画像処理装置35内のフィルタ部44は、まず、処理対象の画像を構成する複数の反転濃度画素のうちのいずれか1つを、注目画素として選ぶ。次いでフィルタ部44は、注目画素の補正前の濃度と注目画素の周囲の画素の濃度と予め定めるフィルタ係数とを用いて、これらの濃度の重み付け平均値を求める。最後にフィルタ部44は、前記注目画素の補正前の濃度と前記重み付け平均値とを比較して、黒レベルに相当する濃度に近いほうの値を、注目画素の補正後の濃度として出力する。さらにフィルタ部44は、注目画素の補正前の濃度と予め定める参照濃度とを比較して、前記補正前の濃度が前記参照濃度未満である場合だけ、前記補正前の濃度と前記重み付け平均値との大小関係に拘わらず、前記重み付け平均値を注目画素の補正後の濃度として出力する。
請求項(抜粋):
複数の反転濃度画素から構成される画像内のいずれか1つの画素を注目画素として選択し、該注目画素を含み予め定める数の画素から構成される前記画像内の領域を、処理対象の対象領域として指定する領域指定手段と前記対象領域内の全ての画素それぞれと前記注目画素との位置関係に応じた複数の重み係数を用いて、前記全ての画素の濃度の重み付け平均演算を行い、前記全ての画素の濃度の重み付け平均値を求める平均値算出手段と、前記重み付け平均値を、予め定める上限濃度以下でありかつ予め定める下限濃度以上に、制限する制限手段と、前記制限手段で制限された前記重み付け平均値と、前記注目画素の濃度とを比較する第1比較手段と、前記第1比較手段の比較結果に応答し、前記注目画素の濃度が前記制限された重み付け平均値未満である場合、前記注目画素の濃度を前記重み付け平均値に置換え、前記注目画素の濃度が前記制限された重み付け平均値以上である場合、前記注目画素の濃度をそのまま保つ濃度置換え手段とを含むことを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
H04N 1/409 ,  G06T 5/00
FI (2件):
H04N 1/40 101 C ,  G06F 15/68 310 J

前のページに戻る