特許
J-GLOBAL ID:200903024146359223

含ハロゲン有機化合物の分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061020
公開番号(公開出願番号):特開平10-249313
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 効率よく安全に、廃棄物に含まれる有機ハロゲン化合物を分解無害化する。【解決手段】 含ハロゲン有機化合物を含有する廃棄物を、アルカリ剤が溶解した極性有機溶剤を含有する液相中で加熱し、廃棄物に含まれる植物性繊維の離解及び樹脂の溶解又は分解が進行し、廃棄物に含有される含ハロゲン有機化合物とアルカリ剤及び極性有機溶剤との接触が容易になる。又、アルカリ剤及び水素供給物質の存在下で含ハロゲン有機化合物を触媒と接触させて含ハロゲン有機化合物を脱ハロゲン水素化する。触媒は、イリジウム、オスミウム、モリブデン、タングステン、銅、トリウム、イットリウム、セリウム及びレニウムから選択される金属又は該金属の化合物、あるいは、パラジウム、白金、金、銅、コバルト、ニッケル、ロジウム、ルテニウム、イリジウム及びオスミウムから選択される2種以上の金属からなる。
請求項(抜粋):
含ハロゲン有機化合物を含有する廃棄物を、アルカリ剤が溶解した極性有機溶剤を含有する液相中で加熱することにより、前記廃棄物に含まれる植物性繊維の溶解又は分解が進行し、これにより前記廃棄物に含有される含ハロゲン有機化合物と前記アルカリ剤及び前記極性有機溶剤との接触を容易にすることによって前記含ハロゲン有機化合物を分解することを特徴とする含ハロゲン有機化合物の分解方法。
IPC (2件):
B09B 3/00 ,  A62D 3/00 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 304 Z ,  A62D 3/00 ZAB

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