特許
J-GLOBAL ID:200903024155112265

ドットを形成しない画素情報によるドット形成位置ずれの調整

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-055500
公開番号(公開出願番号):特開2000-318146
出願日: 2000年03月01日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 ドットの形成位置のずれを補償して画質を向上する。【解決手段】 印刷装置のノズルは、副走査方向に伸びるノズル列に区分され、主走査方向に沿って所定の間隔をあけて複数配列されている。印刷の際には、画像を構成する画像画素におけるドットの形成状態を表す画像画素値データのほか、主走査における各ノズル列の画素への到達時刻の差を補償するための遅延データを使用する。各ノズル列は、遅延データが表す遅延量に従って、インク滴の吐出タイミングを遅らせる。この遅延データを再調整することによって、各ノズルのドットの形成位置の主走査方向のずれを補償する。
請求項(抜粋):
インクを吐出する複数のノズルを備えるヘッドと、前記ヘッドを印刷媒体に対して所定の方向に相対的に往復動する主走査を行う主走査部と、前記往復の行路のうちの少なくとも一方において印刷データに応じて前記ヘッドを駆動し、前記主走査の方向に配列された複数の画素の少なくとも一部の上にドットを形成させるヘッド駆動部と、前記ヘッドに対して前記主走査の方向と交わる副走査方向に前記印刷媒体を相対的に送る副走査を行う副走査部と、印刷の制御を行う制御部と、を備え、前記複数のノズルは、前記副走査方向にそれぞれ伸びる複数のノズル列に区分されているとともに、前記複数のノズル列が主走査方向に沿って所定の間隔をあけて配列されており、前記制御部は、前記印刷データに応じたドットの形成に際して、前記画像を構成する画像画素におけるドットの形成状態を表す画像画素値データと、前記主走査方向に所定の間隔をあけて配されたノズル列同士の設計上の距離に応じて、前記主走査における画素への到達時刻の差を補償するための遅延量を表す遅延データと、を使用し、前記遅延データを再調整して前記各ノズルのドットの形成位置の主走査方向のずれを補償する、印刷装置。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/51 ,  B41J 19/18
FI (3件):
B41J 3/04 101 Z ,  B41J 19/18 B ,  B41J 3/10 101 J
Fターム (9件):
2C056EA07 ,  2C056EB27 ,  2C056EB36 ,  2C056EC37 ,  2C056EC77 ,  2C056FA11 ,  2C480CA17 ,  2C480EC07 ,  2C480EC11
引用特許:
審査官引用 (3件)

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