特許
J-GLOBAL ID:200903024155854245

DI缶底成形性に優れたアルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-041637
公開番号(公開出願番号):特開平8-239729
出願日: 1995年03月01日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高強度および良成形性を維持しながら薄肉化並びに生産性の向上を図り得るアルミニウム合金板の製造方法を提供する。【構成】 Mn,Mg,Fe,Si,Cu,Znを含有したアルミニウム合金鋳塊に,580〜630°Cにて2時間以上均熱処理し,450〜520°Cで荒熱延し,仕上げ熱延を開始温度400〜450°C,終了温度300〜350°Cで実施し,得られた熱延板を加熱冷却速度100°C/min以上,温度400〜600°Cの範囲で10分以内の連続焼鈍し,引き続いてタンデム圧延機にて冷間圧延を1パスで製造するに当り,圧延速度1000〜1700m/minの範囲で,出側温度Y(°C)と圧延速度X(m/min)との間に下記の関係式を満足させてサブグレインの面積占有率を5%以上25%未満とする。2.1×(3200-X)<SP>0.5</SP>+63<Y<2.1×(3200-X)<SP>0.5</SP>+84
請求項(抜粋):
重量%でMn:0.85〜1.15,Mg:0.90〜1.50,Fe:0.35〜0.55,Si:0.15〜0.30,Cu:0.15〜0.30およびZn:0.1〜1.0を含有し、その他不可避的不純物を含むアルミニウム合金鋳塊に、580〜630°Cにて2時間以上の均熱処理を施し、その後冷却して開始温度を450〜520°Cとした荒熱延および仕上げ熱延からなる熱延を行って、この場合の仕上げ熱延前の温度を400〜450°Cに、仕上げ熱延直後の温度を300〜350°Cにそれぞれ調節して、得られる熱延板に対してさらに加熱冷却速度100°C/min 以上、加熱冷却温度400〜600°Cの範囲で保持10min 以内の連続焼鈍を施し、引き続いてタンデム圧延機を用いてトータルの冷間圧延率が83〜87%の製品を1パスで製造するに当たり、圧延速度1000〜1700m/min の範囲で、出側温度Y(°C)と圧延速度X(m/min)との間に下記の関係式2.1×(3200-X)<SP>0.5</SP>+63<Y<2.1×(3200-X)<SP>0.5</SP>+84を満足させてサブグレインの面積占有率を5%以上25%未満とすることを特徴とするDI缶底成形性に優れたアルミニウム合金板の製造方法。
IPC (4件):
C22C 21/06 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 37/46 ,  C22F 1/047
FI (4件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/047 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 37/00 138

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