特許
J-GLOBAL ID:200903024158608911
パラジウム触媒による交差カップリング反応を経由するアリール酢酸エステル誘導体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-519858
公開番号(公開出願番号):特表平9-508373
出願日: 1995年01月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】次式I(式中、Rは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表す。)で表される2-メトキシイミノ-2-アリール酢酸エステルの製造方法であって、該製造方法は、一般式IIで表されるか、またはこれと平衡状態にある、式IIIで表される三量体の形態の適当な構造をした硼酸を、パラジウム触媒の存在下において、一般式IV(式中、Rは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表し、およびXは脱離基を表す。)で表されるメトキシイミノ酢酸エステルと反応させることよりなる。他の変法に従うことにより、原則として、2つの反応体から分離する基は置き換えられ得る。本発明の方法はフェニル誘導体のみでなくまたより大きな環系(ナフチル、ピリジル、複素環)にも適用される。
請求項(抜粋):
次式I[式中、存在する芳香環中の1つのCH基はN(ピリジル)により置き換えられ得る、そして可能な置換基を示すことを意図した、該環の4つの原子価の内の2つは隣り合う位置において、N、SおよびOより選択された1ないし3個の同一もしくは異なるヘテロ原子を含有し得る、未置換もしくは置換された5-もしくは6-員縮合環を表し、そしてRは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表す。]で表される化合物の製造方法であって、A)一般式IIで表されるかまたはこれと平衡状態にある次式IIIで表される三量体の形態の適当な構造をした硼酸を、パラジウム触媒の存在下において、一般式IV(式中、Rは炭素原子数1ないし12のアルキル基を表し、およびXは脱離基を表す。)で表されるメトキシイミノ酢酸エステルと反応させるか、または逆に、B)次式X(式中、RおよびR8は炭素原子数1ないし12のアルキル基を表すか、もしくは-B(OR8)2は好ましくは次式で表される基を表す。)で表されるメトキシイミノ酢酸エステルを、パラジウム触媒の存在下において、所望により置換されている一般式XI(式中、YはBrもしくはIを表し、フェニル環中の4つの原子価は式Iにおいて記載したような可能な置換基を表す。)で表されるハロフェニル化合物と反応させることよりなる製造方法。
IPC (16件):
C07C251/48
, B01J 23/44
, C07C249/12
, C07C253/30
, C07C255/62
, C07C323/46
, C07D213/55
, C07D311/58
, C07D311/74
, C07D317/46
, C07D317/56
, C07D317/58
, C07D319/20
, C07D333/22
, C07F 5/02
, C07B 61/00 300
FI (16件):
C07C251/48
, B01J 23/44 Z
, C07C249/12
, C07C253/30
, C07C255/62
, C07C323/46
, C07D213/55
, C07D311/58
, C07D311/74
, C07D317/46
, C07D317/56
, C07D317/58
, C07D319/20
, C07D333/22
, C07F 5/02 C
, C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-235953
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特開昭63-030463
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特開昭55-035005
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