特許
J-GLOBAL ID:200903024169577236

光ディスク装置搭載用の光学式ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 明夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129582
公開番号(公開出願番号):特開平5-298743
出願日: 1992年04月21日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】 シリンダレンズ等を省き小型化した光学式ヘッドに於いて、高密度記録の再生に必須の赤色レ-ザを光源として用い得るようにする。【構成】 赤色半導体レ-ザ1からのレ-ザ光(S偏光)を、非平行光のまま平行平板(偏光ビ-ムスプリッタ)2で反射し、コリメ-タレンズ3・1/4波長板4を通して円偏光にし、対物レンズ5でディスク記録面6に照射する。その反射光を、非平行光(P偏光)のまま平行平板2(偏光ビ-ムスプリッタ)を透過させて光検出器7に導く。平行平板2の入射面に形成された誘電体膜の透過特性を、平行光入射用の設計の場合よりも、15〜20nm短波長側へシフトさせることにより、入射角度依存性を補償する。
請求項(抜粋):
光学式ディスクにレ-ザスポットを照射して、その反射光を検出する、光ディスク装置搭載用の光学式ヘッドを;波長が680nmより短い可視領域のレ-ザ光を出力する半導体レ-ザと、前記半導体レ-ザから出力されるレ-ザ光の光軸に対して45°の角度を成すように設けられ、入射側の面に、入射光の偏光方向によって透過特性の異なる誘電体膜を形成された平行平板と、前記平行平板によって反射されるレ-ザ光の光軸に対して垂直に設けられ、該レ-ザ光を平行光にするコリメ-タレンズと、前記コリメ-タレンズの後方位置に前記平行光の光軸に対して垂直に設けられた1/4波長板と、前記1/4波長板の後方位置に前記平行光の光軸に対して垂直に設けられ、光学式ディスクの記録面がセットされるべき位置に、前記平行光を微小スポットとして収束させる対物レンズと、光学式ディスクの記録面で反射され、前記対物レンズ,前記1/4波長板,前記コリメ-タレンズを経て、前記平行平板を透過される光が、前記コリメ-タレンズによって収束されるべき位置に設けられた光検出器と、を用いて構成し;前記誘電体膜の前記透過特性を、該誘電体膜への入射角度の差異に起因して生ずる透過特性のシフトを補償するように、前記レ-ザ光の波長から短波長側へシフトさせた透過特性に設定して、前記半導体レ-ザ側から入射される偏光の透過量が最大で20%に、且つ、光学式ディスクの記録面で反射されて前記コリメ-タレンズ側から入射される偏光の透過量が少なくとも90%になるようにした;光ディスク装置搭載用の光学式ヘッド。
IPC (2件):
G11B 7/135 ,  G11B 7/125

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