特許
J-GLOBAL ID:200903024173519992

共有結合した光重合開始剤単位を有するポリウレタン、その製造法およびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349652
公開番号(公開出願番号):特開平10-182781
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 実質的に水中に自己分散性であるポリウレタンおよびその使用法を提供する。【解決手段】 実質的に水中に自己分散性であり、a)少なくとも1種のポリイソシアネートと、b)少なくとも1種のポリオールおよびc)式I【化1】の少なくとも1種の光開始剤(式中、Rは式II【化2】の基であるか、または-CR7R8R9、P(=O)(R10)2 またはSO2 R11である)を反応させることにより得られ、ポリウレタンの数平均分子量Mn が2700以上であるポリウレタンおよびその使用。【効果】 上記ポリウレタンは更にポリウレタン水性樹脂分散液および新規ポリウレタンを含有する被覆組成物に使用される。
請求項(抜粋):
実質的に水中に自己分散性であり、かつ2700以上の数平均分子量Mn を有し、a)少なくとも1種のポリイソシアネートと、b)b1)少なくとも500の分子量を有するポリオールまたは2種以上のポリオールの混合物9〜100モル%およびb2)500以下の分子量を有するポリオールまたは2種以上のポリオールの混合物0〜91モル%から成り、b1)およびb2)は一緒になって成分b)の100モル%を構成する、少なくとも1種のポリオール、およびc)式I【化1】の少なくとも1種の光開始剤〔式中、Rは式II【化2】の基であるか、または-CR7R8R9、P(=O)(R10)2 またはSO2 R11であり、かつ、基R1、R2、R5、R6およびR9の少なくとも1個は、ポリウレタン中への組み込みに用いられかつ、残りの基、R1、R2、R5、R6およびR9の1個以上は、それぞれ独立して水素、C1 〜C12-アルキル、C1 〜C12-アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ニトロまたはスルホであり、R3およびR4は、それぞれ独立して水素もしくはCOOHであるか、または一緒になってSであり、R7およびR8は、それぞれ独立して水素、C1 〜C12-アルキル、C1 〜C12-アルケニル、C1 〜C12-アルコキシもしくはフェニルであるか、または一緒になって=OもしくはC2 〜C6 -アルキレンであり、R9は、OR11、N(R11)2 、N-ピペリジル、N-ピペラジルまたはN-モルホリノであり、R10は、C1 〜C12-アルキル、C1 〜C12-アルカノイル、フェニルまたはベンゾイルであり、これらのそれぞれもまたハロゲン、C1 〜C12-アルキルまたはC1 〜C12-アルコキシにより置換されていてもよく、R11は、その位置に関係なく、水素であるか、または非置換またはOH、NHR10,NH2 もしくはSHにより置換されたC1 〜C6 -アルキル、C1 〜C12-アルコキシもしくはフェニルであるか、または一緒になってC2 〜C5 -アルキレンであり、かつ、R9がOR11であり、かつR11が水素である場合には、R7とR8の組合せは水素とフェニルであることはできない〕とを反応させることにより得られる、ポリウレタン。
IPC (6件):
C08G 18/32 ,  C08G 18/00 ,  C08G 18/16 ,  C08G 18/67 ,  C09D 5/00 ,  C09D175/08
FI (7件):
C08G 18/32 A ,  C08G 18/32 B ,  C08G 18/00 C ,  C08G 18/16 ,  C08G 18/67 ,  C09D 5/00 C ,  C09D175/08

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