特許
J-GLOBAL ID:200903024175018028

燃料電池板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 真田 雄造 ,  中島 宣彦 ,  尾原 静夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-568437
公開番号(公開出願番号):特表2004-522261
出願日: 2002年02月22日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
本発明による燃料電池装置は、少なくとも一方の電池板に配置した弾性密封ビード36、38により互いに間隔を置いて重ね合わせた互いに平行に向き合う少なくとも2枚の板30、32を備える。弾性密封ビード36は、各板30、32間の電解液のような流体流れの制御を容易にすることができ従って流体密封ビードと呼ばれる。各板30、32はこれ等の2枚の板を前記したように向き合わせにただし互いに間隔を置いて固定するように少なくとも1個のボルト穴を含む。この穴のまわりに配置した各別のビードは穴荷重補償ビード38として作用する。好適とする1実施例では流体密封ビード36は或る一様な厚さを持つが、しかし穴荷重補償ビード38は、流体密封ビード36の厚さより薄い別の厚さを持つ。しかしこの同じ実施例で流体密封ビードより広い。別の実施例では流体密封ビードの厚さは、ボルト穴に対する流体密封ビードの任意の部分の近接度の関数として変化し、各穴ビードの厚さはボルト締め連結における予期される通常比較的高い応力荷重に適応するように比較的薄くしてある。すなわちボルト荷重が板区域にわたり比較的均等に広がるから本発明により互いに組合う板にわたり改良された荷重応力分布が生ずる。
請求項(抜粋):
相互に平行に整合し、しかも互いに近接して間隔を置いて向き合った少なくとも2枚の板であって、これ等の各板はそれぞれ少なくとも1個のボルト穴を備え、前記一方の板の前記各穴は他方の前記板の少なくとも1個の穴に整合して成る少なくとも2枚の板と、 前記各穴から間隔を置いた前記板のうちの一方の板の表面の一部分上に配置した第1の弾性ビードであって、この弾性ビードは、第1の厚さを持ち、前記各板の間に弾性隔離障壁を備えるのに適し、前記隔離区域に、前記各穴を貫通するボルト部材を介し前記各板を相互に固定するときに、前記各板の間に密封みぞを形成して成る第1の弾性ビードと、 前記板の前記一方の板の前記穴のまわりにこの穴に隣接して配置した第2の弾性ビードであって、この第2弾性ビードが、前記第1の弾性ビードの前記第1の厚さより薄い第2の厚さを備えて成る第2の弾性ビードと、 を備えた装置において、 前記第1及び第2のビードの前記の互いに異なる厚さにより、前記各板のボルト締め固定時に、前記各板の全体にわたって減少した応力レベル変化を生ずるようにして成る装置。
IPC (2件):
H01M8/24 ,  H01M8/02
FI (3件):
H01M8/24 T ,  H01M8/02 B ,  H01M8/02 S
Fターム (6件):
5H026AA02 ,  5H026CC03 ,  5H026CX04 ,  5H026EE06 ,  5H026HH03 ,  5H026HH09

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