特許
J-GLOBAL ID:200903024175127080

断熱カップ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-118417
公開番号(公開出願番号):特開平8-310571
出願日: 1995年05月17日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】カップ本体と保護カバーとの接着性が良好で且つ使用感も良好な断熱カップを提供する。【構成】側壁14及び底壁16を有するカップ本体12の外面全体を覆うように保護カバー20が貼着される。保護カバー20は、1枚の成形ブランク32を筒状に丸めることにより形成される。保護カバー20をカップ本体12に貼着するため、成形ブランク32の両側方端部34、36並びに中心線に沿った帯状の3つの第1領域38に塗布ローラにより加圧状態で第1糊が付与され、第1領域38間の2つの第2領域42にスプレーにより無加圧状態で第2糊が付与される。第1及び第2糊は同種の糊、例えばエチレン酢酸ビニル系糊からなる。
請求項(抜粋):
紙製の側壁及び紙製の底壁を有するカップ本体と、前記側壁を覆い且つこれに貼着された紙製の保護カバーと、を具備し、前記保護カバーが、1枚の成形ブランクを、その第1及び第2側方端部が対向状態となるように、前記側壁上で筒状に丸めてなる断熱カップにおいて、前記成形ブランクには、前記第1及び第2側方端部に沿って夫々配置された帯状の2つの第1領域に加圧状態で第1糊が付与されると共に、前記第1領域外に配置された少なくとも1つの第2領域に無加圧状態で第2糊が付与され、前記第1及び第2糊により前記側壁と保護カバーとが貼着されることを特徴とする断熱カップ。

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