特許
J-GLOBAL ID:200903024175298160

回転磁界型電動機の固定子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-358864
公開番号(公開出願番号):特開2003-164089
出願日: 2001年11月26日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】回転磁界型電動機の固定子の組立て作業及び巻線作業の容易化、巻線の占積率の向上、インシュレータによる絶縁性の向上をともに高度に達成する。【解決手段】ティース5は、その連結部5bが隣接するティース5の基端部間が拡開するよう屈曲可能に形成される。インシュレータ9は、軸方向に延びるスロット内被覆部11と、周方向に延びて隣接するスロット内被覆部11を連結するとともにティース5の軸方向一方の端面を被覆するティース端面被覆部とを有してティース5と組み付けられる。スロット内被覆部11は、アウタコア内周面を被覆する部位にスリット13を有するとともに、そのスリット13からスロット内被覆部11が拡開するよう連結部14cが屈曲可能に形成される。そして、巻線8の巻回時には、巻回するティース5の両側のスロット内被覆部11を拡開すべくティース5間及びインシュレータ9の連結部5b,14cが屈曲される。
請求項(抜粋):
円環状のアウタコアと、先端部が前記アウタコアの中心部に向くように基端部が該コアに連結され、周方向に所定間隔を以って複数配置されるティースと、前記ティースに装着され、該ティースを絶縁被覆するインシュレータと、前記インシュレータにて絶縁被覆された前記ティースに巻回される巻線とを備えた回転磁界型電動機の固定子であって、前記ティースは、隣接するティースと先端部同士が互いに連結されて円環状をなし、そのティース間連結部は、隣接するティースの基端部間が拡開可能となるように屈曲可能に形成されており、前記インシュレータは、軸方向に延びて前記ティース及び前記アウタコアで囲まれるスロット内周面を被覆するスロット内被覆部と、そのスロット内被覆部の軸方向一端から周方向に延びて隣接するスロット内被覆部を連結するとともに前記ティースの少なくとも軸方向一方の端面を被覆するティース端面被覆部とを有して円環状若しくは周方向に帯状に一体化されて前記円環状をなすティースと組み付けられ、更にそのスロット内被覆部は、前記アウタコア内周面を被覆する部位にスリットを有するとともに、そのスリットから該スロット内被覆部を拡開可能とすべく前記ティース間に位置するインシュレータ側連結部が屈曲可能に形成されていることを特徴とする回転磁界型電動機の固定子。
IPC (3件):
H02K 3/34 ,  H02K 1/16 ,  H02K 21/14
FI (3件):
H02K 3/34 C ,  H02K 1/16 A ,  H02K 21/14 M
Fターム (22件):
5H002AA07 ,  5H002AB06 ,  5H002AE06 ,  5H002AE07 ,  5H002AE08 ,  5H604AA08 ,  5H604BB01 ,  5H604BB08 ,  5H604BB10 ,  5H604BB14 ,  5H604CC01 ,  5H604CC05 ,  5H604CC11 ,  5H604DB01 ,  5H604PB02 ,  5H604QA01 ,  5H604QB13 ,  5H621BB07 ,  5H621GA04 ,  5H621GA14 ,  5H621JK03 ,  5H621JK05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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