特許
J-GLOBAL ID:200903024179187371

溶接線位置検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268514
公開番号(公開出願番号):特開平6-117827
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】本発明は、角柱状部材の外側平面に、この外側平面の角部に沿ってL形部材の端面を隣接させて溶接する継手部において、これらの角柱状部材とL形部材との間の位置を検出・決定するための溶接線位置検出方法に関し、3次元的に広がる角柱状部材とL形部材との溶接継手部の溶接線位置を容易かつ正確に検出・決定可能にして、溶接作業の自動化を実現できるようにすることを目的とする。【構成】そこで、光学式位置検出手段3を2つの所定位置A,Bに移動させて固定した状態で、それぞれ、角柱状部材1およびL形部材2の外側平面の位置を、溶接線7に直交する所定検出線6A,6Bに沿って検出し、その検出結果に基づいて得られる2ヵ所のギャップに基づき、3次元的に広がる角柱状部材1とL形部材2との溶接継手部の溶接線7の位置を算出・決定することを特徴とする。
請求項(抜粋):
角柱状部材の外側平面に、この外側平面の角部に沿ってL形部材の端面を隣接させて溶接するに際し、前記の角柱状部材およびL形部材の外側表面に照射した光の反射光を受光して前記外側表面の位置を検出する光学式位置検出手段をそなえ、前記光学式位置検出手段の検出結果に基づき前記の角柱状部材とL形部材との間の溶接線の位置を検出する溶接線位置検出方法において、前記光学式位置検出手段を、前記の角柱状部材およびL形部材の外周で移動可能にそなえ、前記光学式位置検出手段を、前記L形部材の一外側平面および該一外側平面に平行な前記角柱状部材の一外側平面に対向しうる第1所定位置に固定した状態で、前記溶接線に直交する第1所定検出線に沿って、前記L形部材の一外側平面および前記角柱状部材の一外側平面の位置を検出するとともに、前記光学式位置検出手段を、前記L形部材の一外側平面に直交する前記L形部材の他外側平面および該他外側平面に平行な前記角柱状部材の他外側平面に対向しうる第2所定位置に固定した状態で、前記溶接線に直交する第2所定検出線に沿って、前記L形部材の他外側平面および前記角柱状部材の他外側平面の位置を検出し、前記第1所定位置における検出結果に基づいて、前記第1所定検出線上での前記の角柱状部材とL形部材との間の第1ギャップを求めるとともに、前記第2所定位置における検出結果に基づいて、前記第2所定検出線上での前記の角柱状部材とL形部材との間の第2ギャップを求め、前記の第1ギャップおよび第2ギャップに基づいて、前記溶接線の位置を算出・決定することを特徴とする溶接線位置検出方法。
IPC (3件):
G01B 11/24 ,  B23K 9/127 508 ,  G01B 11/00

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