特許
J-GLOBAL ID:200903024179941416

移動体通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-009611
公開番号(公開出願番号):特開平7-222227
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 TDMA/TDD方式とCDMA/TDD方式とが混在する移動体通信装置において、両システムに使用できる移動端末の回路を共通化する。【構成】 CDMA/TDD方式とTDMA/TDD方式の両システムの伝送チャネルの基本フレーム構成(フレーム時間)を共通にし、基地局は、自局と同じ方式の周辺基地局間だけでなく異なる方式の基地局間とも送受信フレーム同期を取るための手段を備える。これにより、移動端末は別の方式のシステムにゾーン切り替えを行う際に、新たにフレーム同期を取る必要がなく、UW検出回路および同期回路の簡素化が図れる。また、両システムの周波数帯域や変復調方式、さらには両方式の1チャネル当たりが1フレーム間で伝送する情報データ量(ビット数)を共通にして、移動端末の変復調部およびベースバンド送受信データ処理部の一部(例えば音声の符復号処理部)の共通化を図る。
請求項(抜粋):
多元アクセス方式としてTDMA/TDD(Time Division Multiple Access / Time Division Duplex)方式を用いた通信手段を有する装置と、CDMA/TDD(Code Division Multiple Access / Time Division Duplex)方式を用いた通信手段を有する装置とを備え、両方式は伝送チャネルの送信/受信用基本フレーム構成を共通に持ち、上記方式の一方または両方の装置を備えた基地局は、公衆電話通信網に直接または交換機または制御装置を介して接続されるとともに、周辺基地局間との送受信フレーム同期を取るための手段を備え、移動端末は、上記TDMA/TDD方式およびCDMA/TDD方式のどちらか一方の方式の基地局にのみ通信が可能な端末と、両方式に対して通信が行なえる装置を備えた端末とで構成し、通信要求・設定時または移動端末の移動によるゾーン切り替え時に、いずれか一方のアクセス方式の装置を備えた基地局を選択して回線接続を行ない、通信を行なうことを特徴とする移動体通信装置。
IPC (3件):
H04Q 7/22 ,  H04Q 7/38 ,  H04Q 7/28
FI (3件):
H04B 7/26 107 ,  H04B 7/26 109 H ,  H04Q 7/04 J

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