特許
J-GLOBAL ID:200903024187449270

弾性表面波変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218498
公開番号(公開出願番号):特開平5-063488
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 特定の周波数のみを取り出しかつ挿入損失を低減した小型化可能な一方向性弾性表面波変換器を提供する。【構成】 圧電基板1の表面に入力側インタデジタルトランスデューサ電極10と出力側インタデジタルトランスデューサ電極を配置する。各電極2、3間で弾性表面波を励振または受信する。電極2と電極3との間には、短絡した浮き電極4を設ける。電極2、3によって励振された弾性表面波の位相と浮き電極4によって反射した波の位相とが波の前進方向にほぼ同位相に、後退方向にほぼ逆位相になるように、電極2、電極3および浮き電極4が配置される。そして、電極列方向にいくに従い正電極側から負電極側または負電極側から正電極側へ電極長さが距離重み付けされる。浮き電極4の配置は各組の電極2と電極3において非対称である。
請求項(抜粋):
圧電基板表面にインタデジタルトランスデューサ電極を配置し、弾性表面波を励振または受信する弾性表面波変換器において、前記インタデジタルトランスデューサ電極の正電極および負電極と、前記インタデジタルトランスデューサ電極の正電極および負電極間に設けられる浮き電極と、前記インタデジタルトランスデューサ電極によって励振された弾性表面波の位相と前記浮き電極によって反射した波の位相とが波の前進方向にほぼ同位相に、後退方向にほぼ逆位相になるように、前記正電極、前記負電極および前記浮き電極が配置され、電極列方向に行くに従い正電極側から負電極側または負電極側から正電極側へ電極長さが距離重み付けされることを特徴とする弾性表面波変換器。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-236312
  • 特開昭56-016313

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