特許
J-GLOBAL ID:200903024191707275
ネットワークシステム、ルータ、ホスト、プレフィクス管理方法及びIPアドレス管理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-390468
公開番号(公開出願番号):特開2003-198582
出願日: 2001年12月21日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 IPアドレスを利用したプライバシーの侵害を防ぐことを可能とするネットワークシステムを提供すること。【解決手段】 ルータ2は、ISP4から、固定アドレス用プレフィクスの他に、有効期間が短いプライバシー保護用プレフィクスを割り当てて貰う。ルータ2は、両プレフィクスを含むルータ広告メッセージをリンク内に定期的に広告する。ホスト3は、受信したルータ広告メッセージに含まれる固定アドレス用プレフィクス/プライバシー保護用プレフィクスをもとに固定アドレス/プライバシー保護用アドレスを生成する。ホスト3は、自ノードが通信を開始するにあたって、固定アドレスを使用する必要がなければ、優先的にプライバシー保護用アドレスを使用する。プライバシー保護用アドレスは、短時間で変化するので、IPアドレスの同一性をもとに通信を追跡される可能性を排除できる。
請求項(抜粋):
インターネットに接続するための機能を有する1又は複数のホスト及び各ホストとインターネットとの間をプロバイダーの接続用通信路を介して接続するためのルータとを含むネットワークシステムであって、前記ルータは、前記プロバイダー側から割り当てられた、1又は複数の第1種類のプレフィクス及びその有効期間、並びに第1種類のプレフィクスより短い割当期間を持つ1又は複数の第2種類のプレフィクス及びその有効期間を管理するための管理手段と、少なくとも前記第2種類のプレフィクスの全てが無効になる前に、前記プロバイダー側に対して、新たな1又は複数の第2種類のプレフィクスの割り当てを要求するための要求手段と、有効期間内にある前記第1種類のプレフィクス及び当該プレフィクスについてホストに認識させるべき有効期間に関する情報、並びに有効期間内にある前記第2種類のプレフィクス及び当該プレフィクスについてホストに認識させるべき有効期間に関する情報を、自ルータが管理するリンク内に定期的に広告するための広告手段とを備え、前記ホストは、同一リンク内の前記ルータから広告された、1又は複数の前記第1種類のプレフィクス及び1又は複数の前記第2種類のプレフィクスのそれぞれをもとにして、1又は複数の第1種類のIPアドレス及び1又は複数の第2種類のIPアドレスを生成するための生成手段と、生成された1又は複数の前記第1種類のIPアドレス及び1又は複数の前記第2種類のIPアドレスと、各IPアドレスのもととなった前記プレフィクスについて前記ルータから最も新しく広告された前記有効期間に関する情報をもとに定まる当該IPアドレスの有効期間とを管理するための管理手段と、自ノードが通信を開始するにあたって、有効期間内にある1又は複数の前記第1種類のIPアドレス及び1又は複数の前記第2種類のIPアドレスのうちから、自ノードのソースアドレスとして使用すべきIPアドレスを選択するための選択手段とを備えたことを特徴とするネットワークシステム。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L 12/46 A
, H04L 12/66 A
Fターム (14件):
5K030GA15
, 5K030HC01
, 5K030HC14
, 5K030HD03
, 5K030HD06
, 5K030HD09
, 5K030JT03
, 5K030LD04
, 5K033AA08
, 5K033BA01
, 5K033CB09
, 5K033CB13
, 5K033DA06
, 5K033EC03
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