特許
J-GLOBAL ID:200903024201914061
ビッカース硬度自動測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059424
公開番号(公開出願番号):特開平6-043080
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ビッカース硬度測定器において、表面積の測定を自動的に行い、その測定値にもとづいて硬度を自動的に測定できるようにした。【構成】 所定荷重で試験片の表面に圧子を押し込む試験機1と、試験機1の接眼部に取り付けたTVカメラ13と、TVカメラからのくぼみの映像を濃淡画像として記録するデジタル画像記録部20と、画像記録部に記録されたくぼみ画像の2次元平滑化処理を行なって、傷を選択的に除去するノイズ処理部21と、ノイズ処理部により加工された画像信号について、輝度の変化率が極大となる点の中からくぼみの境界点を抽出するくぼみ境界検出部22と、くぼみ境界検出部で得られたくぼみ境界からくぼみの4頂点の位置を求めるくぼみ頂点検出部23と、くぼみ頂点検出部で得られた頂点の位置から対角線長を測定し、その測定値と圧子の押し込み荷重とから硬度演算部24で硬度を演算しその結果をプリンター25に印字するようにした。
請求項(抜粋):
所定の荷重で試験片の表面に圧子を押し込み、ビッカースくぼみを形成する試験機と、同試験機の接眼部に取り付けたTVカメラと、同TVカメラからのくぼみの映像を濃淡画像として記録するデジタル画像記録部と、同画像記録部に記録されたくぼみ画像の2次元平滑化処理を行なって、傷を選択的に除去するノイズ処理部と、同ノイズ処理部により加工された画像信号について、輝度の変化率が極大となる点の中からくぼみの境界点を抽出するくぼみ境界検出部と、同くぼみ境界検出部で得られたくぼみ境界からくぼみの4頂点の位置を求めるくぼみ頂点検出部と、同くぼみ頂点検出部で得られた頂点の位置から対角線長を測定し、その測定値と圧子の押し込み荷重とにより、硬度を演算し、結果の出力を行なう硬度演算部とをそなえたことを特徴とする、ビッカース硬度自動測定装置。
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