特許
J-GLOBAL ID:200903024207559697
軸受剛性評価装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-243178
公開番号(公開出願番号):特開2000-074788
出願日: 1998年08月28日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 予圧が付与された軸受に対する軸受剛性を正確に求めることができる軸受剛性評価装置を提供する。【解決手段】 軸受剛性評価装置では、加振部1により軸受4に振動を励起し、この軸受4に励起される振動を振動検出センサ21a,21b,21cとにより検出する。外輪42に対する各振動検出センサ21b,21cの出力信号は加算器23で時系列に加算された後に伝達関数演算装置3aに入力され、振動検出センサ21aの出力信号は伝達関数演算装置3aに入力される。伝達関数演算装置3aは、FFTにより内、外輪間(ハブシャフト41、外輪42間)の伝達関数Hを算出し、この伝達関数Hから、入力した上記各信号に含まれるローカルモードの振動成分(同位相成分)が消去されて位相が-π/2分異なる関係にあるところに共振周波数(固有振動数)faが現れる振動モードを得る。
請求項(抜粋):
予圧が付与された複列軸受、組合せ軸受などの軸受に対する軸受剛性を評価する軸受剛性評価装置において、前記軸受の内輪または該内輪に嵌合された軸体に軸方向に所定周波数の振動を与える加振装置と、前記軸受の外輪の振動を検出する、前記軸受の中心に対し点対称の位置にそれぞれ設けられた少なくとも一対の外輪振動検出手段と、前記内輪と該内輪に嵌合された軸体とのいずれか一方の軸中心位置での振動を検出する内輪振動検出手段と、前記少なくとも一対の外輪振動検出手段の出力信号をそれぞれ加算する加算手段と、前記内輪振動検出手段の出力信号と前記加算手段の出力信号とに含まれる同位相成分を消去するための前記内輪または前記軸体と前記外輪間の伝達関数を求めることによって、前記軸受の共振周波数(固有振動数)を算出する伝達関数演算装置と、前記伝達関数演算装置により算出された共振周波数(固有振動数)に基づき前記軸受剛性を求める剛性変換演算装置とを備えることを特徴とする軸受剛性評価装置。
Fターム (6件):
2G024AC00
, 2G024BA30
, 2G024CA13
, 2G024DA01
, 2G024DA12
, 2G024FA01
前のページに戻る