特許
J-GLOBAL ID:200903024223937235

新規ポリビニルアルコール誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150806
公開番号(公開出願番号):特開平10-338714
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【解決手段】 PVAのOHのHの一部又は全てが基-(X)l-(Y)m-Hで置換されていてもよい化合物(A)のOHのHの一部が、基-Z-Rで置換され〔化合物(B)〕(化合物(A),(B)は架橋されていてもよい)、かつこの化合物(B)に残存するOHのHの一部又は全てが、基-(K)n-SO3Mで置換されたPVA誘導体。〔X及びYはC2〜3のオキシアルキレン;l及びmは0〜20;Zは-CH2CH(OH)CH2O-、-CH2CH(OH)-又は-CO-;RはC6〜40のアルキル又はアルケニル;KはOHが置換してもよいC1〜5のアルキレン;nは0又は1;MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム基又は置換アンモニウム基を示す〕【効果】 透明性の高い水溶液を与え、少量の添加で優れた増粘効果を示し、塩類の共存や温度による粘度変化が少なく、優れた分散安定化作用を有し、建築材料等の増粘剤、分散剤等として有用である。
請求項(抜粋):
ポリビニルアルコールの水酸基の水素原子の一部又は全てが次の基(a)-(X)l-(Y)m-H (a)〔式中、X及びYは同一でも異なっていてもよく、-CH2CH2O-、-CH2CH(CH3)O-又は-CH(CH3)CH2O-を示し、l及びmはそれぞれ0〜20の数を示す。〕で置換されていてもよいポリオール化合物〔化合物(A)〕の水酸基の水素原子の一部が、次の基(b)-Z-R (b)〔式中、Zは-CH2CH(OH)CH2O-、-CH2CH(OH)-又は-CO-を示し、Rは炭素数6〜40の直鎖又は分岐のアルキル基又はアルケニル基を示す。〕で置換されており〔化合物(B)〕(ここで化合物(A)又は化合物(B)は、ポリオールポリグリシジルエーテル類により架橋されていてもよい)、かつこの化合物(B)に残存する水酸基の水素原子の一部又は全てが、次の基(c)-(K)n-SO3M (c)〔式中、Kは水酸基が置換していてもよい炭素数1〜5のアルキレン基を示し、nは0又は1を示し、Mは水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム基又は置換アンモニウム基を示す。〕で置換されていることを特徴とするポリビニルアルコール誘導体。
IPC (3件):
C08F 8/36 ,  C08F 16/06 ,  C09K 3/00 103
FI (3件):
C08F 8/36 ,  C08F 16/06 ,  C09K 3/00 103 G

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