特許
J-GLOBAL ID:200903024225047644

自動車シートのための関節機構および車両シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行 ,  荒川 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-025239
公開番号(公開出願番号):特開2009-195689
出願日: 2009年02月05日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】自動車シートのための単段式関節機構を提供する。【解決手段】関節機構は、第1のエンドプレート10と、第1のエンドプレート10に対して主回転軸Yを中心に軸回転するように取付けられる第2のエンドプレート20と、作動位置と非作動位置の間を移動させることができる第1のロック要素11と第2のロック要素12とを少なくとも含む複数のロック要素11、12、13と、ロック位置とロック解除位置との間を移動させることができるカム30とを備え、ロック位置においてカムはロック要素11、12、13を作動位置に保持し、ロック解除位置においてカムは第2のロック要素12を非作動位置に保持し、ロック要素11、12、13各々を回転案内可能な案内要素と、第1のロック要素11が角度傾斜位置の範囲において作動位置になることを防止するが第2のロック要素12については防止しないベアリング表面26とをさらに備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
自動車シート(1)のための関節機構(5)であって、 -第1のエンドプレート(10)と、 -前記第1のエンドプレートに対して主回転軸(Y)を中心に軸回転するよう取付けられ、リングギヤ(22)を含む第2のエンドプレート(20)と、 -第1のロック要素(11)と第2のロック要素(12)とを少なくとも含む複数のロック要素(11、12、13)とを備え、前記ロック要素(11、12、13)各々は、前記リングギヤ(22)の歯と相互作用可能で作動位置と非作動位置の間を移動させることができる歯(11a、12a、13a)を含み、 ・前記作動位置において、前記ロック要素(11、12、13)各々の前記歯(11a、12a、13a)は、前記第1のエンドプレート(10)と前記第2のエンドプレート(20)の間の前記主回転軸(Y)を中心とする回転を防止するために、前記リングギヤ(22)の前記歯(24)と相互作用し、 ・前記非作動位置において、前記ロック要素(11、12、13)各々の前記歯(11a、12a、13a)は、前記第1のエンドプレート(10)と前記第2のエンドプレート(20)の間の前記主回転軸(Y)を中心とする回転を可能にするために、前記リングギヤ(22)の前記歯(24)から離され、 -ロック位置と、ロック解除位置の間を移動させることができるカム(30)をさらに備え、前記ロック位置において前記カムは、前記ロック要素(11、12、13)を前記作動位置に保持し、前記ロック解除位置において、前記カムは、前記ロック要素(11、12、13)の非作動位置を可能にし、 -前記第1のエンドプレート(10)に固定され、前記ロック要素(11、12、13)各々を前記第1のエンドプレート(10)に対して前記主回転軸(Y)に平行なそれぞれの二次回転軸(Y11、Y12、Y13)を中心として回転案内可能な案内要素(14、15、16)と、 -前記第2のエンドプレート(20)に固定され、前記第1のロック要素(11)が、前記第1のエンドプレート(10)の前記第2のエンドプレート(20)に対する角度傾斜位置の範囲(B)において前記作動位置にあることを防止するベアリング表面(26)とをさらに備え、 前記関節機構は、前記ベアリング表面(26)は、前記第2のロック要素(12)が、前記角度傾斜位置の範囲(B)において前記作動位置にあることを防止せず、前記カム(30)は、前記カムが前記ロック解除位置にあるときに、前記第2のロック要素(12)を、前記非作動位置に保持するのに適していることを特徴とする、関節機構。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C1/025 ,  B60N2/22
Fターム (5件):
3B087BD03 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA18 ,  3B099CA23

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