特許
J-GLOBAL ID:200903024231779762
吸水剤およびその製造方法とその用途
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-343114
公開番号(公開出願番号):特開平11-263850
出願日: 1998年12月02日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】従来、指標とされた加圧下吸収倍率などの諸物性を満たす吸水性樹脂は、吸湿時のブロッキングが激しく実使用に難点を有する上、必ずしも実際の衛生材料、特に高い吸水性樹脂濃度や大人用おむつや生理用ナプキンの実使用と相関しないことが本発明者によって見出された。また、従来の吸水性樹脂には、依然、残存モノマー、表面架橋の反応性(生産性)の問題もあった。【解決手段】上記課題を見いだしその解決策を鋭意検討した結果、加圧下吸収倍率を一定以上に高めることに加え、さらに、多価アルコールを含む架橋剤組成物を用いた上で且つ従来中性(pH=6.1程度)であった吸水性樹脂のpHを5.5以下にすることによって、意外にも吸湿流動性(吸湿時の耐ブロッキング性)が飛躍的に改善された上、表面架橋の反応性も向上し、残存モノマーも低減され、吸収性物品、特に生理用ナプキンや大人用おむつに適した吸水剤となることを見いだし、本発明を完成するに至った。
請求項(抜粋):
多価アルコールで表面が被覆ないしは架橋処理され、且つ生理食塩水中でのpHが5.5以下であり、生理食塩水に対する20g/cm2での加圧下吸収倍率が25g/g以上の吸水剤。
IPC (3件):
C08J 3/24
, A61F 5/44
, A61F 13/15
FI (3件):
C08J 3/24 Z
, A61F 5/44 H
, A61F 13/18 307 B
引用特許:
前のページに戻る