特許
J-GLOBAL ID:200903024243071021
車両用故障診断装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-357224
公開番号(公開出願番号):特開平5-172706
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 車両のECU(電子制御装置)がセンサ等の故障を検出した場合、その故障が、一度故障状態となるとその状態が継続される「継続故障」であるのか、あるいは当該車両の走行時の振動等により故障が生じたり生じなかったりする「一過性故障」であるのかを判定する。【構成】 ECU1の自己診断手段52が作成し、故障コード記憶手段53に記憶されたセンサ4の故障コードは、当該故障診断装置2の第1故障コード記憶手段62に転送され、記憶される。この後、自己診断手段52が再起動され、これにより作成された故障コードは、今度は第2故障コード記憶手段65に記憶される。コード選択手段66は、前記各記憶手段62及び65より故障コードを順次読出し、それぞれを故障状態判定手段69に転送する。この判定手段69は、転送された各故障コードが等しい場合には「継続故障」と判定し、それ以外の場合には「一過性故障」と判定する。
請求項(抜粋):
接続されたセンサ、アクチュエータ等の故障を診断し、その結果に応じて故障コードを作成する自己診断手段を備えた車両用電子制御装置に接続され、前記センサ、アクチュエータ等の故障が、継続故障であるか一過性故障であるかを判定する車両用故障診断装置において、前記電子制御装置とデータ通信を行う通信制御手段と、前記自己診断手段より出力される故障コードを記憶する第1故障コード記憶手段と、前記第1故障コード記憶手段に故障コードが記憶された場合に、前記自己診断手段を再起動する自己診断再起動手段と、前記自己診断手段の再起動により該自己診断手段より出力される故障コードを記憶する第2故障コード記憶手段と、前記第1及び第2故障コード記憶手段に記憶された内容に応じて、継続故障であるか一過性故障であるかを判定する故障状態判定手段とを具備したことを特徴とする車両用故障診断装置。
IPC (2件):
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