特許
J-GLOBAL ID:200903024246851354

超高強度鋼管用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-074112
公開番号(公開出願番号):特開平8-311550
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 低温靭性、現地溶接性などの諸特性を同時に達成できるAPI規格X100以上の超高強度鋼管用鋼板の製造方法。【構成】 1%Cuを含有した低C-Ni-Mo-Nb-Ti系鋼を極低温域に加熱して、オーステナイト-フェライト2相域で制御圧延・加速冷却後、時効処理を行って鋼板を製造する。【効果】 低温靭性、現地溶接性が優れた超高強度鋼管(X100以上)の製造が可能となった。その結果、パイプラインの安全性が著しく向上するとともに、パイプライン施工能率、輸送効率の向上が可能となった。
請求項(抜粋):
重量%で、 C :0.02〜0.10% Si:0.6%以下 Mn:1.0〜2.0% P :0.015%以下 S :0.0010%以下 Ni:0.3〜1.6% Cu:0.9〜1.3% Mo:0.1〜0.5% Nb:0.005〜0.06% Ti:0.005〜0.03% Al:0.06%以下 N :0.001〜0.006% O :0.003%以下に必要に応じて、さらにCa:0.001〜0.005%、V:0.01〜0.10%、Cr:0.1〜0.5%の一種または二種以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼片を800〜1000°Cの温度に再加熱後、900°C以下の累積圧下量が70%以上、かつAr3 点〜Ar1 点のフェライト・オーステナイト2相域の累積圧下量が15〜35%で圧延終了温度が680〜820°Cとなるように圧延を行い、その後10°C/秒以上の冷却速度で400°C以下任意の温度まで冷却し、400〜650°Cの温度で時効処理することを特徴とする超高強度鋼管用鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/10 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C21D 8/10 B ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/16 ,  C22C 38/58

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