特許
J-GLOBAL ID:200903024247990730

オーステナイト系ステンレス鋼用溶接材料および溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-232040
公開番号(公開出願番号):特開平7-088684
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、苛酷な高温腐食環境で使用されるオーステナイト系ステンレス鋼の管、板等の継手溶接において、時効後靱性、耐高温腐食性に優れた共金系の溶接材料、継手溶接方法を提供する。【構成】 耐高温腐食性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼の溶接継手製造に用いる、C、Si、Mn、Cr、Ni、Mo、P、S、Nの適正量と、必要に応じて、Nb、Ti、Vのうち1種以上と、Ca、Y、La、Ceのうちの1種以上のどちらか一方あるいは両方を含有し、δFe=3(Cr+Mo+1.5Si+0.5Nb+Ti+0.9V)-2.8(Ni+0.5Mn+30C+30N)-19.8で表わされるδFeの値が、被覆アーク溶接用では-7.3以下、TIG溶接用では-21.3以下であることを特徴とする共金系の溶接材料およびその継手溶接方法。
請求項(抜粋):
オーステナイト系ステンレス鋼の継手溶接用の溶接材料であって、重量%で、C ;0.001〜0.03%、Si;0.5%以下、Mn;0.1〜5.0%、Cr;23.0〜30.0%、Ni;5.0〜22.0%、Mo;0.1〜6.0%、P ;0.04%以下、S ;0.005%以下、N ;0.2〜0.5%を含有し、かつ、(1)式で表されるδFeの値が-7.3以下であり、δFe=3(Cr+Mo+1.5Si) -2.8(Ni+0.5Mn+30C+30N)-19.8 (1)残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼の被覆アーク溶接用溶接材料。
IPC (2件):
B23K 35/30 320 ,  C22C 38/00 302

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