特許
J-GLOBAL ID:200903024249204104

車両用左右駆動力配分装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-070854
公開番号(公開出願番号):特開平11-263140
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】左右の出力軸方向の寸法をコンパクトに実現し、車載性に優れ、構成部品及びその種類も少なく小型・軽量で、従来の差動装置と装着互換性を有し、製造コスト上有利で、バイパストルクの調整・設定も容易で制御精度が高く耐久・信頼性に優れる車両用左右駆動力配分装置を提供する。【解決手段】左右駆動力配分装置7(12)は、左右一方の出力軸に第1,2の歯車56,57を、他方の出力軸に第3,4の歯車59,60を固定する。これら同一回転軸芯上の歯車と噛合する第5〜8の歯車61〜64を上記回転軸芯と平行な同一回転軸芯上に配設して2組のクラッチを設ける。第1,5の歯車56,61で第1の歯車列、第2,6の歯車57,62で第2の歯車列、第3,7の歯車59,63で第3の歯車列、第4,8の歯車60,64で第4の歯車列を形成し、各ギヤ比を1.0,0.9,1.0,0.9に設定する。そして、第1,2の油圧多板クラッチ71,76の連結を制御し、駆動力を左右輪間で直接配分制御する。
請求項(抜粋):
入力した駆動力を左輪側出力軸と右輪側出力軸とに差動機能を有して出力する差動機構部を備え、上記両出力軸のどちらか一方に、第1の回転部材に対し第1の回転速度を発生させる第1の歯車と、第2の回転部材に対し上記第1の回転速度とは異なる第2の回転速度を発生させる第2の歯車とを固設し、他方の出力軸に、第3の回転部材に対し上記第1の回転速度を発生させる第3の歯車と、第4の回転部材に対し上記第2の回転速度を発生させる第4の歯車とを固設し、上記第1ないし第4の回転部材を上記両出力軸の回転軸芯と平行な同一回転軸芯上に配設すると共に、上記第1の回転部材と上記第4の回転部材との間の伝達容量を可変とする第1のクラッチと、上記第2の回転部材と上記第3の回転部材との間の伝達容量を可変とする第2のクラッチを上記各回転部材の回転軸芯上に配設したことを特徴とする車両用左右駆動力配分装置。
IPC (3件):
B60K 23/04 ,  F16D 25/14 640 ,  F16H 48/30
FI (3件):
B60K 23/04 E ,  F16D 25/14 640 M ,  F16H 1/445

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