特許
J-GLOBAL ID:200903024250061341

アルミナ質セラミックス焼結体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-296379
公開番号(公開出願番号):特開2000-128625
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】 低コストで製造することができると共に高純度で緻密性及び切削性に優れたアルミナ質セラミックス焼結体を得ること。【解決手段】 原料粉末として、Al2 O3 を99.5〜99.95wt%含有し、残部SiO2 、MgO、CaO、希土類酸化物の少なくとも1種以上を焼結助剤として0.05〜0.50wt%添加し、焼結して成るアルミナ質セラミックス焼結体において、前記Al2 O3 は、0.4〜1.0μmの平均粒径D1 を有するローソーダ原料を40〜70wt%と、該微細原料と2≦D2 /D1 ≦6の粒径比の平均粒径D2 を有するローソーダ原料を60〜30wt%との2種の微粗粒径原料の配合からなる。【効果】高純度で低粘度のスラリー調製が可能となり、成形体密度も高く、粒成長速度も大きくできる。このため、焼結体の切削加工性を向上させ、電気的な性質も良好となり、しかも、市販のローソーダアルミナ粉末や通常の焼成炉を用いることができ、製造コスト低減を図ることが可能。
請求項(抜粋):
原料粉末として、Al2 O3 を99.5〜99.95wt%含有し、残部SiO2 、MgO、CaO、希土類酸化物の少なくとも1種以上を焼結助剤として0.05〜0.50wt%添加し、焼結して成るアルミナ質セラミックス焼結体において、前記Al2 O3 は、0.4〜1.0μmの平均粒径D1 を有するローソーダ原料を40〜70wt%と、該微細原料と2≦D2 /D1 ≦6の粒径比の平均粒径D2 を有するローソーダ原料を60〜30wt%との2種の微粗粒径原料の配合からなることを特徴とするアルミナ質セラミックス焼結体。
Fターム (10件):
4G030AA07 ,  4G030AA08 ,  4G030AA11 ,  4G030AA36 ,  4G030AA37 ,  4G030BA21 ,  4G030BA33 ,  4G030GA11 ,  4G030GA13 ,  4G030PA01

前のページに戻る