特許
J-GLOBAL ID:200903024255848072

カラー分離素子を用いる反射型画像システムのコントラスト比を改良するシステム、方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-549996
公開番号(公開出願番号):特表2002-516410
出願日: 1999年02月02日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】反射型LCDシステムの性能を向上させる方法及び装置。高コントラストのカラー分離プリズム光学系は「ダブルパス」のプリズム光学系(30)を用いる。このプリズム光学系に入射する偏光した光はカラー分離され、個別のカラー光として出射し、所望の画像に応じて各カラー光を反射する反射型画像装置(90、110、130)に入射する。反射した光は再びプリズム光学系を通過し、個別のカラー光は集束し発散光は出射してスクリーン(150)上に画像を表示する投影レンズ(140)に入射する。少なくとも1個の零入射波長板補償器(80、100、120)を反射型画像器とプリズム光学系との間に配置する。波長板補償器は、プリズム光学系を2回目に通過する際当該プリズム光学系に入射する不所望な偏光した光を有効に減少させ、これによりプリズム光学系から投影レンズに入射する光の偏光の純粋性が高まり、高コントラストの投影画像を得ることができる。
請求項(抜粋):
偏光した光を少なくとも2本の個別のカラービームに分離するカラー分離手段を用いる画像投影システムに用いられる波長板補償器であって、 複屈折性材料層を具え、 この複屈折材料層及びその厚さに依存するリターダンスを有し、 このリターダンスは、カラービームに対して、カラー分離手段による偏光回転によりカラービームに生じた楕円度及び楕円偏光の方位の両方を最小にする波長値だけ位相変化を与えるように選択され、 当該波長板補償器をカラー分離手段と画像手段との間の光路中に配置することにより、前記カラー分離手段により偏光面が回転した光の部分をほぼ除去する波長板補償器。

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