特許
J-GLOBAL ID:200903024256431124

蒸気管からの復水回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-168560
公開番号(公開出願番号):特開2005-003301
出願日: 2003年06月13日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】蒸気の乾き度を把握し制御できると共に、所定の回収箇所へ復水を確実に回収することのできる蒸気管からの復水回収装置を得ること。【解決手段】蒸気管1に電磁誘導加熱器28と冷却水噴霧ノズル29を取り付けて気液分離器2へと接続する。気液分離器2の入出口に圧力センサ25,26を取り付けて演算部27と接続する。気液分離器2の下部に液体圧送装置3を連設する。高圧圧送流体の導入口16と排出口18をフロート20と連結する。フロート20の上下動作を検出する近接センサ21,22を取り付ける。蒸気管1内の蒸気が任意の乾き度に制御されて気液分離器2へ至り、蒸気流量と分離された復水量から蒸気の乾き度が演算される。分離された復水は、液体圧送装置3内へ流下して復水回収管15へと圧送され回収される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
蒸気管内の蒸気が凝縮して発生した復水を、所定の復水回収箇所へ移送するものにおいて、蒸気管内の蒸気の流量又は蒸気と復水の混合流量を検出する蒸気流量検出器と、蒸気と復水を気液分離する気液分離器と、当該気液分離器で分離された復水を高圧圧送流体によって所定の回収箇所へ圧送する液体圧送装置と、当該液体圧送装置の作動回数を検出する圧送作動回数検出手段と、蒸気管内の蒸気へ冷却流体を供給する冷却流体供給手段、及び、蒸気管内の蒸気を加熱する蒸気加熱手段とから成り、圧送作動回数検出手段と蒸気流量検出器との検出値から蒸気管を流下する蒸気の乾き度/湿り度を演算すると共に、冷却流体供給手段と蒸気加熱手段によって蒸気管を流下する蒸気の乾き度/湿り度を任意に制御することを特徴とする蒸気管からの復水回収装置。
IPC (2件):
F22D11/06 ,  F22B37/32
FI (2件):
F22D11/06 A ,  F22B37/32 B

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