特許
J-GLOBAL ID:200903024258983329

データ変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035288
公開番号(公開出願番号):特開平6-250631
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 CPU21に対する負担を軽減した単純な方法で、直線と3次ベジェ曲線で定義したものから、直線と2次Bスプライン曲線で定義したものへのデータ変換を容易にでき、アウトラインフォント作成の効率を向上させること。【構成】 変換処理として、3次曲線を3点の2次曲線に変換する曲線変換処理(S41)と、3次曲線を4点の2次曲線に変換する曲線変換処理(S43)と、変換した2次曲線の近似度を判定する近似度判定処理(S42,S44)と、3次曲線を分割する分割処理(S45)とから構成され、近似度判定処理にてOKと判断されるまで、分割処理と曲線変換処理が繰り返し実行される。
請求項(抜粋):
キャラクタの輪郭線の形状を始点-終点の2点の座標値で定義される第1の直線と始点-第1制御点-第2制御点-終点の4点の座標値で定義される3次曲線である第1の曲線で規定したデータである第1のアウトラインフォントデータを、始点と終点の2点の座標値で定義される第2の直線と始点-制御点-終点の3点の座標値で定義される2次曲線である第2の曲線、或は、始点-第1制御点-第2制御点-終点の4点の座標値で定義される2次曲線である第3の曲線で規定したデータである第2のアウトラインフォントデータに変換するデータ変換装置であって、前記第1のアウトラインフォントデータの第1の直線或は第1の曲線を読み込む読み込み手段と、前記第1の直線の始点を前記第2の直線の始点とし、前記第1の直線の終点を前記第2の直線の終点として出力する直線変換手段と、前記第1の曲線の始点を前記第2の曲線の始点とし、第1の曲線の始点及び第1制御点を通る直線と終点及び第2制御点を通る直線との交点を第2の曲線の制御点とし、第1の曲線の終点を第2の曲線の終点とする3点で定義される第2の曲線に変換する第1曲線変換手段と、前記第1の曲線の始点を前記第3の曲線の始点とし、第1の曲線の始点及び第1制御点を通る直線である第1補助直線と終点及び第2制御点を通る直線である第2補助直線との交点である第1点と、第1の曲線の始点と終点とを結んだ線分の中点である第2点とを求め、その第1点及び第2点を通る直線と第1の曲線との交点における第1の曲線の接線である第3補助直線を導出し、前記第1補助直線と前記第3補助直線の交点を第3の曲線の第1制御点とし、第2補助直線と第3補助直線の交点を第3の曲線の第2制御点とし、第1の曲線の終点を第3の曲線の終点として4点で定義される第3の曲線に変換する第2曲線変換手段と、前記第2或は第3の曲線が元の前記第1の曲線に対して十分に近いか否かを判定する近似度判定手段と、前記第1の曲線を分割して新たな曲線を複数発生する分割手段と、前記第1曲線変換手段にて前記第1の曲線を前記第2の曲線に変換してその結果が前記近似度判定手段にて十分に近いと判定された場合にはその第2の曲線を出力し、また、近似度判定手段にて近くないと判定された場合には前記第2曲線変換手段で第1の曲線を前記第3の曲線に変換し、その結果が近似度判定手段にて十分に近いと判定された場合にはその第3の曲線を出力し、近くないと判定された場合には前記分割手段にて第1の曲線を分割し、分割した各々の曲線について以上の処理を繰り返すことにより、第1の曲線を1つ或は複数の第2或は第3の曲線に変換する変換手段と、前記第2の直線、第2の曲線及び第3の曲線を前記第2のアウトラインフォントデータとして所定の場所に書き込む書き込み手段と、を備えたことを特徴としたデータ変換装置。
IPC (3件):
G09G 5/24 ,  G06F 15/72 355 ,  G09G 5/20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-202288

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