特許
J-GLOBAL ID:200903024259061042

DNA断片の固定方法、DNAチップおよび核酸断片の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-156870
公開番号(公開出願番号):特開2001-337089
出願日: 2000年05月26日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【課題】 基板表面に一本鎖のDNA断片をジスルホン化合物を用いて共有結合により固定する方法DNAチップ及び試料核酸断片の検出方法を提供すること。【解決手段】 反応性基を有する一本鎖のDNA断片をその末端部にて基板表面に固定する方法であって、二本鎖のDNA断片を、結合基:-R3R2C-R1HC-SO2-L-SO2-CHR1-CR2R3-、結合基:-R3R2C-R1HC-SO2-L-SO2-(CR1R2)n-、又は結合基:-(R2R1C)n-SO2-L-SO2-(CR1R2)n-[式中、R1、R2及びR3は、互いに独立に、水素原子、炭素原子数が1乃至6のアルキル基、及び炭素原子数が6乃至20のアリール基からなる群より選ばれる原子又は基を表し;nは、1乃至6の整数を表し;そして、Lは、二価の連結基を表す]を介して基板表面に結合させる方法。
請求項(抜粋):
(1)表面に反応性基が導入された基板上に、一方の末端部に反応性基を有する一本鎖のDNA断片と反応性基を有しない一本鎖のDNA断片とからなる二本鎖のDNA断片を含む水性液を接触させることによって、基板表面の反応性基と該二本鎖のDNA断片の内の一方のDNA断片が有する反応性基とを反応させて共有結合を形成させることにより、該二本鎖のDNA断片を基板表面に固定する工程;(2)該二本鎖のDNA断片から反応性基を有しない一本鎖のDNA断片を遊離させる工程;そして、(3)遊離した一本鎖のDNA断片を除去する工程を含む、反応性基を有する一本鎖のDNA断片をその末端部にて基板表面に固定する方法であって、上記工程(1)において、該二本鎖のDNA断片を、結合基:-R3R2C-R1HC-SO2-L-SO2-CHR1-CR2R3-、結合基:-R3R2C-R1HC-SO2-L-SO2-(CR1R2)n-、あるいは結合基:-(R2R1C)n-SO2-L-SO2-(CR1R2)n-[式中、R1、R2およびR3は、互いに独立に、水素原子、炭素原子数が1乃至6のアルキル基、および炭素原子数が6乃至20のアリール基からなる群より選ばれる原子もしくは基を表し;nは、1乃至6の整数を表し;そして、Lは、二価の連結基を表す]を介して基板表面に結合させることを特徴とする固定方法。
IPC (6件):
G01N 33/53 ,  C12M 1/00 ,  C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 31/22 121 ,  G01N 33/566
FI (6件):
G01N 33/53 M ,  C12M 1/00 A ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 31/22 121 P ,  G01N 33/566 ,  C12N 15/00 A
Fターム (28件):
2G042AA01 ,  2G042BD19 ,  2G042FA11 ,  4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA09 ,  4B024HA12 ,  4B024HA14 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029CC01 ,  4B029CC11 ,  4B029FA03 ,  4B029FA15 ,  4B063QA01 ,  4B063QA12 ,  4B063QA17 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR32 ,  4B063QR55 ,  4B063QR84 ,  4B063QS03 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QS39 ,  4B063QX02

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