特許
J-GLOBAL ID:200903024259631337

雪止装置の取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-267042
公開番号(公開出願番号):特開平5-079135
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 敷目板(捨て板)を1枚しか使用せず、防水性、施工性、意匠性に優れコストを低減した雪止装置の取付構造を提案することである。【構成】 屋根下地αに対して長方形状の長尺板である裏打材A同士をその上下端部で相互に重合させて段差を形成し、この裏打材A上に敷目板Dを配設し雪止装置Cを敷目板D上に固定し屋根材Bで被覆する構造としたので、裏打材Aが補強材、防水材として機能し、1枚の敷目板Dだけで止水性も十分で、しかも敷目板Dは外観には一切表れず、施工が楽でコストを低減した雪止装置Cの取付構造である。
請求項(抜粋):
略長方形型の長尺状板である裏打材と、少なくとも化粧面と該化粧面の下端縁を下方に屈曲して形成した段差化粧面部と上端縁には上方に屈曲して嵌合部を形成した長尺板状の段葺き用の屋根材と、略長方形型の敷設部の下端縁を下方に屈曲して係合舌片を形成した短尺板状の敷目板と、少なくとも物差状の略長方形型の固定片と該固定片の一端部に形成した雪止部を有する雪止装置とを備え、屋根下地に対して裏打材同士をその上下端部で相互に重合させて裏打材の背面と屋根下地間に縦断面略三角形状の空隙を形成すると共に、各段の裏打材上に屋根材が配設されており、さらには裏打材と屋根材裏面との間に敷目板の係合舌片と屋根材の嵌合部とが当接し係止するように敷目板が挟持されており、かつ、敷目板の敷設部と屋根材裏面間に雪止装置の固定片が挟持され、固定具を介して屋根下地に固定されていることを特徴とする雪止装置の取付構造。

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