特許
J-GLOBAL ID:200903024261310742

ディスクアレイ修復処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140975
公開番号(公開出願番号):特開平9-305326
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】ディスクアレイのディスク装置交換後のデータ修復処理における二次障害の発生を速やかに回復させ、データ修復処理の信頼性および保守性の向上を図る。【解決手段】複数台のデータディスク装置1,2,...,nと1台のパリティディスク装置とから構成されるディスクアレイにおいて、故障データディスク装置2以外のディスク装置のデータを読み込み、装置故障により消失したデータに該当する分解データを生成して交換ディスク装置に書き込みを行うデータ修復中にリードエラーの発生を検出すると、データ修復処理を一旦中断してリードエラーの発生した箇所のエラーアドレスを格納しておき、オペレータからの指示によりこの格納されたエラーアドレスに対応する箇所をパディングデータで代替可能として、ディスク装置の断片的な障害に対してホストコンピュータ等への影響を局所化する。
請求項(抜粋):
複数台のディスク装置を備えたディスクアレイにおけるディスクアレイ修復処理方式であって、前記ディスクアレイを監視するディスクアレイ監視手段を有するホストコンピュータと、該ホストコンピュータからの指示に応じて前記ディスクアレイを制御するディスクアレイ制御装置と、を含み、前記ホストコンピュータの前記ディスクアレイ監視手段が、オペレータから指定されたデータ修復処理を実行する修復処理制御手段と、データ修復中のリードエラーをパディングデータで代替して回復させる修復エラー回復手段と、前記ディスクアレイの稼働状態をオペレータに通知する稼働状態通知手段と、を含み、前記ディスクアレイ制御装置が、SCSIコマンドを処理するSCSIコマンド制御手段と、複数台のディスク装置に分解されたデータからデータ生成を行うデータ生成手段と、前記ホストコンピュータからのデータを複数台のディスク装置に分解するデータ分解手段と、複数台のディスク装置の各々へのデータアクセスを制御するディスク読み出し/書き込み制御手段と、前記ホストコンピュータとの間のデータ転送を制御するデータ転送処理手段と、データ修復中にリードエラーの発生を検出した際に、データ修復処理を中断してエラーの発生した箇所のエラーアドレスをエラーアドレス保存領域に格納することでデータ修復処理を制御するデータ修復手段と、前記ディスクアレイの稼働状態を保持するディスクアレイ状態保持手段と、前記エラーアドレス保存領域に格納されたエラーアドレスを前記ホストコンピュータへ通知するエラーアドレス通知手段と、を含むことを特徴とするディスクアレイ修復処理方式。
IPC (2件):
G06F 3/06 305 ,  G06F 3/06 540
FI (2件):
G06F 3/06 305 F ,  G06F 3/06 540
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 磁気ディスク装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-219697   出願人:富士通株式会社

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