特許
J-GLOBAL ID:200903024262039082

耐圧容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-362396
公開番号(公開出願番号):特開2001-173893
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 主に合成樹脂によって構成され、天然ガス、酸素、窒素などの圧縮ガスや液化石油ガスが充填される軽量の耐圧容器であって、容器弁取付部材または容器弁が取り付けられるポート部のガスシール性をより高め得る様に改良された耐圧容器を提供する。【解決手段】耐圧容器であって、ガスバリア性を有する合成樹脂からなる内筒(2)及び耐圧強度を発揮する合成樹脂製の外套(3)から成る多層構造の容器本体(1)と、当該容器本体の端部に設けられた金属製のポート部材(4)と、当該ポート部材に装着された金属製の容器弁取付部材(5)又は容器弁とから構成される。容器弁取付部材(5)又は容器弁は、ポート部材(4)の首部(42)に挿入される円筒状の挿入部(55)を有し、ポート部材(4)に挿入された際、挿入部(55)の先端がポート部材(4)の基底部(41)近傍に達していることを特徴とする耐圧容器。
請求項(抜粋):
液化ガス又は圧縮ガスを充填するための略円筒状の耐圧容器であって、ガスバリア性を有する合成樹脂からなる内筒(2)及び耐圧強度を発揮する合成樹脂製の外套(3)から成る多層構造の容器本体(1)と、当該容器本体の端部に設けられた金属製のポート部材(4)と、当該ポート部材に装着された金属製の容器弁取付部材(5)又は容器弁とから構成され、ポート部材(4)は、略円環状に拡張され且つ容器本体(1)の端部において内筒(2)と外套(3)の間に埋設された基底部(41)と、外套(3)を貫通する高さまで基底部(41)から略垂直に立上げられた首部(42)と、当該首部の外周側に付設された締結手段とを備え、容器本体(1)の内筒(2)は、容器本体(1)の端部においてポート部材(4)の基底部(41)内面から首部(42)の内面および先端面を覆う状態に連続して形成され、容器弁取付部材(5)又は容器弁は、前記の締結手段に締結される被締結手段と、ポート部材(4)の首部(42)に挿入される円筒状の挿入部(55)とを有し、ポート部材(4)に対し、首部(42)の先端面に露出する内筒(2)の張出部(24)との間に挿入されたシール材(6)を介し且つ首部(42)へ挿入部(55)を挿入させた状態で締結されており、挿入部(55)の先端はポート部材(4)の基底部(41)近傍に達していることを特徴とする耐圧容器。
IPC (2件):
F17C 1/02 ,  F17C 1/16
FI (2件):
F17C 1/02 ,  F17C 1/16
Fターム (3件):
3E072AA01 ,  3E072BA04 ,  3E072CA01

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