特許
J-GLOBAL ID:200903024267672140

反射防止膜を有する光学部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350706
公開番号(公開出願番号):特開平11-183705
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 屈折率が1.45以上1.58未満であるプラスチックレンズ基材に、耐久性に優れ、反射色が緑色となり、かつ膜厚の制御の容易な反射防止膜が形成された光学部材。【解決手段】 プラスチックからなり、屈折率の値が1.45以上1.58未満である基材と、この基材の側から順に積層された、屈折率の値が1.37〜1.48の範囲内にあり、かつ光学的膜厚が0.60λ〜1.25λ(但し、λは400nm〜650nmの範囲内の値とする。)の範囲内にある第1層層と、屈折率の値が1.90〜2.10の範囲内にあり、かつ光学的膜厚が0.20λ〜0.40λの範囲内にある第2層と、屈折率の値が2.15〜2.30の範囲内にあり、かつ光学的膜厚が0.15λ〜0.35λの範囲内にある第3層と、屈折率の値が1.37〜1.48の範囲内にあり、かつ光学的膜厚が0.20λ〜0.35λの範囲内にある第4層とで構成される反射防止膜とを具えている。
請求項(抜粋):
プラスチックからなる基材と、該基材上に形成された反射防止膜とを備えた光学部材であって、前記基材の屈折率の値が1.45以上1.58未満の範囲内にあり、前記反射防止膜は、前記基材の側から順に積層された、第1層、第2層、第3層および第4層を含み、前記第1層は、屈折率の値が1.37〜1.48の範囲内にあり、かつ光学的膜厚が0.60λ〜1.25λ(但し、λは設計中心波長とし、400nm〜650nmの範囲内の値とする。)の範囲内にある層とし、前記第2層は、屈折率の値が1.90〜2.10の範囲内にあり、かつ光学的膜厚が0.20λ〜0.40λの範囲内にある層とし、前記第3層は、屈折率の値が2.15〜2.30の範囲内にあり、かつ光学的膜厚が0.15λ〜0.35λの範囲内にある層とし、および前記第4層は、屈折率の値が1.37〜1.48の範囲内にあり、かつ光学的膜厚が0.20λ〜0.35λの範囲内にある層とすることを特徴とする光学部材。
IPC (3件):
G02B 1/11 ,  G02B 1/04 ,  G02C 7/02
FI (3件):
G02B 1/10 A ,  G02B 1/04 ,  G02C 7/02

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