特許
J-GLOBAL ID:200903024270070991

ステッピングモータおよびその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-312462
公開番号(公開出願番号):特開平6-165468
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 ディテントトルクに起因するロータの脈動が小さく、しかも無段階位置制御が可能なステッピングモータおよびその駆動方法を提供する。【構成】 マグネット2をシャフト1に固定したロータと、マグネット2の外周を包囲し軸方向に並んで配置された前コイル4および後コイル6と、コイル4,6を収容する前ヨーク14および後ヨーク20とを具備する。前ヨーク14の後端部および後ヨーク20の前端部には中央極歯12A,18Aが形成され、前ヨーク14の前端部には前側極歯10Aが形成され、後ヨーク20の後端部には後側極歯16Aが形成されている。前ヨークの各中央極歯12Aおよび後ヨークの各中央極歯18Aは一体化された中央極歯30とされ、中央極歯30、前側極歯10Aおよび後側極歯16Aの位相差PAは、マグネットの磁極ピッチPの2/3とされている。
請求項(抜粋):
その外周に周方向に並ぶ複数の磁極を有するマグネットをシャフトに固定したロータと、前記マグネットの外周を同軸に包囲し、前記シャフトの軸方向に並んで配置された前コイルおよび後コイルと、これら前コイルおよび後コイルをそれぞれ収容する軟磁性体製の前ヨークおよび後ヨークとを具備し、前記前ヨークの後端部および前記後ヨークの前端部には、それぞれマグネット中央部の外周面と対向する中央極歯が周方向一定間隔毎に形成されるとともに、前ヨークの前端部にはマグネット前端部の外周面と対向する複数の前側極歯が周方向一定間隔毎に形成され、さらに後ヨークの後端部にはマグネット後端部の外周面と対向する複数の後側極歯が周方向一定間隔毎に形成されたステッピングモータにおいて、前記前ヨークの各中央極歯および後ヨークの各中央極歯は互いに同位相に配置され一体化されるとともに、一体化された中央極歯、前側極歯および後側極歯の位相差は、マグネットの磁極ピッチの2/3とされていることを特徴とするステッピングモータ。

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