特許
J-GLOBAL ID:200903024274031303

車いす用エスカレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-195194
公開番号(公開出願番号):特開2001-019337
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 きびしい製作組立精度を不要として製作がしやすいばかりでなく、段差の少ない状態で車止めを出しきり、残りの段差では安定させて保持することができ、かつ、ゴミ・異物や経年変化に強くて確実に作動し、保守しやすい簡単な機構の車いす用エスカレータを提供する。【解決手段】 踏み段後方に設けた案内ローラ23、24と案内レール26または案内溝に、せり出し部22の支持を分担させることにより、支持アーム29の支持を、すきまのあるピン27と穴28の結合ですますことができるよう構成した。また、車止めを動かすためのカム曲線と、それに続いた一定高さに保持するためのカム曲線とからなるカム機構により、段差の少ない内に車止めを突き出しきるよう構成した。これらの機構は全て歯車を使用しないことに特徴がある。
請求項(抜粋):
通常時には通常のエスカレータの踏み段として機能し、車いす運搬時には車いすを搭載するために踏み板の一部または全部が昇降または傾斜する踏み段を、少なくとも1個以上備えた車いす用エスカレータであって、第1の踏み段と、第1の踏み段の一部である踏み段本体と、第1の踏み段の一部であり踏み板がせり出すせり出し部と、第1の踏み段の直前方に位置する第2の踏み段と、第2の踏み段に付けられ第2の踏み段の蹴上げの下を通り上記せり出し部の裏側下まで届く支持アームと、上記せり出し部内部に設けられ上記支持アームに向かって車いす運搬時に突き出す支持ピンと、上記支持アーム先端に設けられ上記支持ピンが入り支持ピンを支えて上記せり出し部を持ち上げる支持穴と、上記せり出し部または上記踏み段本体に付けられた案内ローラと、上記せり出し部または上記踏み段本体に設けられ上記せり出し部の踏み板がせり出し部の各高さにおいて水平となるように上記案内ロ一ラとともにせり出し部の動きを案内する案内レールまたは案内溝とを備えたことを特徴とする車いす用エスカレータ。
IPC (2件):
B66B 29/08 ,  B66B 23/12
FI (3件):
B66B 29/08 E ,  B66B 29/08 C ,  B66B 23/12 B
Fターム (8件):
3F321AA02 ,  3F321AA04 ,  3F321BA14 ,  3F321CB37 ,  3F321CB38 ,  3F321GB05 ,  3F321GB12 ,  3F321GB16

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