特許
J-GLOBAL ID:200903024283503889
自動車用空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173374
公開番号(公開出願番号):特開平7-025222
出願日: 1993年07月13日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 日射量などの熱環境量の変化に伴う風量補正量を最適値に制御し、最適な送風量が得られるようにする。【構成】 自動制御時に手動による風量変更操作がなされると、そのときの風量情報または風量変化情報を記憶する記憶手段106と、その記憶情報に基づいて、風量補正量の変化率が熱環境量の増加時と減少時とで等しい第1の風量補正特性、風量補正量の変化率が熱環境の増加時と減少時とで異なる第2の風量補正特性を更新する更新手段107と、いずれかの風量補正特性を選択する選択手段108と、選択された特性に従って、風量演算手段103で求められた送風量に補正を加える上記補正手段104と、補正された送風量となるように送風装置101を自動制御する制御手段105とを具備する。
請求項(抜粋):
車室内に空気を送風する送風装置と、熱環境情報入力手段から入力される熱環境情報、および乗員により設定される設定温度に基づいて所定の制御特性から前記送風装置の送風量を求める風量演算手段と、熱環境量に風量補正量を対応づけた風量補正特性に従って前記求められた送風量に補正を加える補正手段と、前記補正された送風量となるように送風装置を自動制御する制御手段とを備えた自動車用空調装置において、前記制御手段による自動制御時に手動操作によって風量の変更が指令された場合には、そのときの風量情報または風量変化量情報を既定時間内における熱環境情報と組み合わせて記憶する記憶手段と、前記風量補正量の変化率が前記熱環境量の増加時と減少時とで等しい第1の風量補正特性、および風量補正量の変化率が前記熱環境量の増加時と減少時とで異なる第2の風量補正特性を前記記憶手段の記憶情報に基づいて更新する更新手段と、前記第1の風量補正特性および第2の風量補正特性のいずれかを選択する選択手段とを備え、前記補正手段は、前記選択された風量補正特性に従って前記風量演算手段で求められた送風量に補正を加えることを特徴とする自動車用空調装置。
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