特許
J-GLOBAL ID:200903024289004876

晶析生成物から分離された母液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-292212
公開番号(公開出願番号):特開平5-097744
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 ビスフェノールAを含むフェノール溶液の晶析生成物から分離された母液を経済的にかつ効率よく反応蒸留処理する方法を提供する。【構成】 ビスフェノールAを含むフェノール溶液の晶析生成物から分離された母液を、その中に含まれるフェノール含有率をあらかじめ30重量%以下に調節した後、反応蒸留装置を用いて、塩基性触媒の存在下、200〜350°Cの温度で蒸発処理する方法において、該反応蒸留装置から該母液を抜出し、その一部を220〜350°Cの温度で塩基性触媒の存在下加熱処理した後、前記反応蒸留装置に循環導入させるとともに、該反応蒸留装置から抜出された母液の一部を200〜300°Cの滞留槽に導入し、ここで所定時間滞留させた後、前記蒸留反応装置に循環させ、さらに該反応蒸留装置の底部から抜出した母液の一部を系外へ排出することを特徴とする晶析生成物から分離された母液の処理方法。
請求項(抜粋):
ビスフェノールAを含むフェノール溶液の晶析生成物から分離された母液を、その中に含まれるフェノール含有率をあらかじめ30重量%以下に調節した後、反応蒸留装置を用いて、塩基性触媒の存在下、200〜350°Cの温度で蒸発処理する方法において、該反応蒸留装置から該母液を抜出し、その一部を220〜350°Cの温度で塩基性触媒の存在下加熱処理した後、前記反応蒸留装置に循環導入させるとともに、該反応蒸留装置から抜出した母液の一部を200〜300°Cの滞留槽に導入し、ここで所定時間滞留させた後、前記蒸留反応装置に循環させ、さらに該反応蒸留装置の底部から抜出した母液の一部を系外へ排出させることを特徴とする晶析生成物から分離された母液の処理方法。
IPC (3件):
C07C 39/16 ,  C07C 37/74 ,  C07C 37/84

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