特許
J-GLOBAL ID:200903024303549430

縦軸エンジンの潤滑装置のオイル収容方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-207457
公開番号(公開出願番号):特開平6-033729
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】簡単な構造でありながら、クランク室内に脈動圧力が発生しない多気筒エンジンにも適用でき、しかも、オイル劣化を少なくしてオイルの寿命を長くする。【構成】クランク室内オイル受け室(52)とクランク室外オイル収容室(58)とを室間連通部(61)を介して連通する。エンジンの運転に伴いクランク室(51)内に発生するブローバイガス(BG)の圧力(Pb)を利用して室間オイル移送手段(P)を構成する。クランクアーム(25a)の下面及びシリンダ孔(21)下面部よりも下方に規定油面(L0)を設定する。エンジン(E)の運転によりクランク室(51)内のブローバイガス圧力(Pb)を高め、クランク室内オイル受け室(52)内の油面(L1)を規定油面(L0)に押し下げて、オイルをクランク室外オイル収容室(58)へ移送する。
請求項(抜粋):
縦軸エンジン(E)のクランク室(51)の内部下方にクランク室内オイル受け室(52)を、外部にクランク室外オイル収容室(58)をそれぞれ設け、クランク室内オイル受け室(52)とクランク室外オイル収容室(58)とを室間連通部(61)を介して連通させるとともに、この縦軸エンジン(E)に室間オイル移送手段(P)を設け、この室間オイル移送手段(P)の作動により、クランク室内オイル受け室(52)内のオイルを室間連通部(61)からクランク室外オイル収容室(58)へ移送して、クランク室外オイル収容室(58)内の油面(L2)をクランク室内オイル受け室(52)内の油面(L1)よりも高く保持するように構成した、縦軸エンジンの潤滑装置のオイル収容方法において、室間オイル移送手段(P)を、エンジン(E)の運転に伴ってクランク室(51)内に発生するブローバイガス(BG)の圧力(Pb)を利用して構成し、クランクアーム(25a)の下面及びシリンダ孔(21)下面部よりも下方にクランク室内オイル受け室(52)内の規定油面(L0)を設定し、縦軸エンジン(E)の運転によりクランク室(51)内のブローバイガス圧力(Pb)を高め、この高められたブローバイガス圧力(Pb)の作用により、クランク室内オイル受け室(52)内の油面(L1)を規定油面(L0)に押し下げて、オイルをクランク室外オイル収容室(58)へ移送させることを特徴とする、縦軸エンジンの潤滑装置のオイル収容方法。
IPC (3件):
F01M 11/06 ,  F01M 11/00 ,  F01M 13/04

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