特許
J-GLOBAL ID:200903024304545625

エジェクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-297276
公開番号(公開出願番号):特開2003-097499
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 所定の耐圧強度及び同軸度を確保しながら、エジェクタの製造原価低減を図る。【解決手段】 冷媒流入部420、混合部430及びディフューザ440を樹脂にて一体形成して内筒部材460とし、かつ、混合部430に金属製のスリーブ431を圧入した状態で、スリーブ431圧入された樹脂製の内筒部材460を金属製のハウジング450内に収納する。これにより、金属にてテーパ状の冷媒流入部420及びディフューザ440を製造する場合に比べて、製造工数を低減することができる。また、冷媒流入部420、混合部430及びディフューザ440(内筒部材460)が受ける内圧を金属製のハウジング450にて受けることができるので、所定の耐圧強度を容易に確保することができる。また、内筒部材460はハウジング450内に収納されて位置決めされるので、容易に所定の同軸度を得ることができる。
請求項(抜粋):
放熱器(200)及び蒸発器(300)を有し、低温側の熱を高温側に移動させるエジェクタサイクルに適用されるエジェクタであって、高圧冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル(410)と、前記蒸発器(300)にて蒸発した気相冷媒が流入する冷媒流入部(420)と、前記ノズル(410)から噴射する冷媒流により前記冷媒流入部(420)に流入した冷媒を吸引しながら、前記ノズル(410)から噴射する冷媒と前記蒸発器(300)から吸引した冷媒とを混合させる混合部(430)と、前記混合部(430)から流出する冷媒の速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させるディフューザ(440)と備え、前記冷媒流入部(420)は、前記混合部(430)に近づくほど通路断面積が縮小するようにテーパ状に形成され、前記ディフューザ(440)は、冷媒出口側に向かうほど通路断面積が拡大するようにテーパ状に形成され、さらに、前記冷媒流入部(420)及び前記ディフューザ(440)のうち少なくとも一方は、樹脂にて成形されて前記混合部(430)と共に金属製のハウジング(450)内に収納されていることを特徴とするエジェクタ。
IPC (3件):
F04F 5/18 ,  F04F 5/44 ,  F25B 1/00 389
FI (3件):
F04F 5/18 ,  F04F 5/44 A ,  F25B 1/00 389 A
Fターム (10件):
3H079AA18 ,  3H079AA23 ,  3H079BB10 ,  3H079CC05 ,  3H079CC21 ,  3H079DD02 ,  3H079DD03 ,  3H079DD15 ,  3H079DD16 ,  3H079DD22
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • エジェクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-156696   出願人:日本電装株式会社
  • 特公昭50-019769
  • スチームインジエクタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-284924   出願人:株式会社東芝
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