特許
J-GLOBAL ID:200903024308704582

圧電共振子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮▼崎▲ 主税 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217424
公開番号(公開出願番号):特開平7-147527
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 エネルギー閉じ込め効率に優れ、全体形状を小型化し得るすべりモードを利用したエネルギー閉じ込め型の圧電共振子を得る。【構成】 主面と平行な方向Pに分極処理された圧電セラミック板12の上面に第1の溝15が、下面に第2の溝16が形成されている。第1,第2の溝15,16間に共振部が構成されており、該共振部において、圧電セラミック板12の上面に形成された第1の共振電極13と、下面に形成された第2の共振電極14とが圧電セラミック板12を介して対向されている。上記共振部は、一対の矩形の側面を有し、該矩形の側面の長辺の長さをb、短辺の長さをa、共振部を構成している材料のポアソン比をσとしたときに、b/aが、b/a=n(0.3σ+1.48)を満たす値を中心として±10%の範囲内となるように第1,第2の溝15,16が形成されている、厚みすべりモードを利用したエネルギー閉じ込め形の圧電共振子。
請求項(抜粋):
長辺と短辺とを有する一対の対向し合っている矩形の面を有し、かつある方向に分極処理された圧電体と、前記圧電体の外表面において所定距離を隔てて配置されており、かつ前記分極方向に直交する方向に電圧を印加するための第1,第2の共振電極とを備え、前記圧電体の前記矩形面の長辺の長さをb、短辺の長さをa、圧電体を構成している材料のポアソン比をσとしたときに、比b/aが、b/a=n(0.3σ+1.48)(但し、nは整数)を中心として±10%以内の範囲とされている、すべりモードを利用した圧電共振子。
IPC (3件):
H03H 9/17 ,  H03H 9/02 ,  H03H 9/05

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