特許

J-GLOBAL ID：200903024312294607

複合材料用三次元織物

発明者： 穴原 明司 ,  安居 義治 ,  須藤 政隆 ,  西谷 美貴弥
出願人/特許権者： 株式会社豊田自動織機製作所 ,  川崎重工業株式会社
代理人 (1件)： 恩田 博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-269578
公開番号（公開出願番号）：特開平5-106139
出願日： 1991年10月17日
公開日（公表日）： 1993年04月27日
要約：

【要約】【目的】 三次元織物を骨格材として板状の複合材料を製造する場合、三次元織物への樹脂の含浸・硬化の際に複合材料に発生する反りを抑制し、反りのない板状の複合材料を製造することができる複合材料用三次元織物を提供する。【構成】 三次元織物Fは織物の長手方向に沿って配列された経糸zからなる経糸層と、経糸層と平行な平面内で経糸zに対して所定の角度で傾斜するように配列されたバイアス糸B1 ,B2 からなる2層一組のバイアス糸層と、経糸zと直交する状態で織物の幅方向に配列された緯糸xからなる緯糸層と、各糸層を垂直に貫いて各糸層を結合する垂直糸yとから構成されている。そして、各糸層の配置及び糸の配列方向が織物の厚さ方向の中央を対称面として鏡面対称となっている。

請求項（抜粋）：

少なくとも織物の長手方向に沿って平行に配列された経糸からなる複数の経糸層と、該経糸層と平行な平面内で織物の長手方向に対して互いに対称的に傾斜するように配列されたバイアス糸からなる2層一組のバイアス糸層の複数組と、前記各糸層を垂直に貫いて各糸層を結合する垂直糸とを有し、織物の厚さ方向の中央を対称面として各糸層の配置及び糸の配列方向が鏡面対称である複合材料用三次元織物。

IPC (5件)：

D03D 25/00 ,  B29C 67/14 ,  D03D 1/00 ,  D03D 41/00 ,  D04H 3/04