特許
J-GLOBAL ID:200903024313825363

収差補正装置及び情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-271801
公開番号(公開出願番号):特開平11-110802
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で小型化が可能であると共に、光軸の傾斜による波面収差を効果的に補正しうる収差補正装置及び当該収差補正装置を備えた情報再生装置を提供する。【解決手段】 通過する光ビームに対して、その分子方向により位相差を与えることが可能な液晶の両面に、夫々が波面収差の分布に対応した形状のパターン電極30a、30b、31a、31b及び32並びに40a、40b、41a、41b及び42に分割された透明電極10c及び10dを夫々形成し、検出されたタンジェンシャル方向又はラジアル方向のチルト角に対応して各パターン電極に印加する電圧の極性及び電圧値を制御し、各パターン電極により区分される液晶の領域毎に通過する光ビームの位相差を変えて、生じている波面収差を相殺する。このとき、必要な電位差が液晶素子に印加されるように、電圧の極性を反転させて印加する。
請求項(抜粋):
光ビームを出射する光源と当該光ビームを記録媒体上に集光する対物レンズの間に配置され、前記光ビームに位相差を与えることにより前記光ビームの波面収差を補正する補正手段と、前記記録媒体が第1の方向に傾斜することにより発生する前記波面収差である第1波面収差を補正するために、前記補正手段における前記光ビームが通過する一の面に形成された第1電極と、前記記録媒体が前記第1の方向と異なる第2の方向に傾斜することにより発生する前記波面収差である第2波面収差を補正するために、前記補正手段における前記光ビームが通過する他の面に形成された第2電極と、前記光ビームに前記位相差を与えて前記第1波面収差と前記第2波面収差を補正するべく、前記第2電極に対して第2電圧を印加すると共に、前記第1電極に対して第1電圧を印加する電圧印加手段と、を備えることを特徴とする収差補正装置。
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る