特許
J-GLOBAL ID:200903024318708993

複合コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-069174
公開番号(公開出願番号):特開平9-237722
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 電源の容積、重量の増加を極力抑え、リーケージフラックスも少なく、高調波抑制効果の高い複合コイルを提供する。【解決手段】 閉磁路を構成する第1の磁性材1であって2つの中空部6を有しこの中空部6に挟まれた中脚部1cを備えた型のフェライトコアと、閉磁路を構成しこの磁路の中に所定の磁気的なギャップ7を設けた第2の磁性材2であって単一の中空部6を有する型のケイ素鋼板とを組み合わせ、この第1の磁性材と第2の磁性材にまたがる位置であって中脚部1cを除く位置に巻回された第1の巻線と第2の巻線とを備え、前記第1の磁性材の中脚部1cにおいて、第1の巻線により形成された磁束の方向と、第2の巻線により形成された磁束の方向とが互いに異なり、打ち消し合う方向である構成とし、これにより、ノーマルモードとコモンモードの両方の特性を備え、しかもリーケージフラックスも少ない複合コイルを得ることができる。
請求項(抜粋):
閉磁路を構成する第1の磁性材であって、2つの中空部とこの中空部に挟まれた中脚部を有する型のフェライトコアと、閉磁路を構成する第2の磁性材であって、単一の中空部を有する型のケイ素鋼板とを組み合わせ、この第1の磁性材と第2の磁性材にまたがる位置に巻回された第1の巻線と第2の巻線とを備え、前記第1の磁性材の中脚部において、第1の巻線により形成された磁束の方向と、第2の巻線により形成された磁束の方向とが互いに逆の方向であることを特徴とする複合コイル。
IPC (3件):
H01F 27/34 ,  H01F 17/06 ,  H01F 27/24
FI (3件):
H01F 27/34 ,  H01F 17/06 F ,  H01F 27/24 J

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