特許
J-GLOBAL ID:200903024320642886
位置検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086078
公開番号(公開出願番号):特開平5-248862
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 観測点から発射され、反射器で反射された光ビームの反射光によって反射器の位置を検知する。観測点および反射器の設置面がずれていた場合でもこの検知動作を行えるようにする。【構成】 光走査装置2から出た光ビームを、矢印R方向に回転走査すると共に、その回転中心軸8を角度φだけ傾けた状態で矢印17aのように回動させる。光ビームの走査によって、光反射器6a〜6dからの反射光2Rを高頻度で受光する光ビームの上下方向投射角度を検出する。さらに、各光反射器毎に検出された投射角度が分布する範囲からその中間点を検出する。前記中間点に光ビームを指向させ、その反射光受光信号に基づいて各反射器の位置を検知する。光ビームの投射角度が光反射器の高さ方向一方側にずれていた場合には、検出された前記投射角度の範囲を修正する。
請求項(抜粋):
観測点を中心として光ビームを円周方向に回転走査する回転走査手段と、この観測点から離れた位置に設置された光反射手段で反射された前記光ビームの反射光を受光する受光手段とを有し、この反射光の受光信号に基づいて前記観測点に対する前記光反射手段の位置を検出する位置検出装置において、 前記回転走査の回転中心軸を略円錐形状の軌跡を描くように揺動させることによって前記光ビームが上下方向の揺動1サイクル中に円周方向へ複数回転走査されるように構成された揺動走査手段と、前記受光手段によって受光信号が検出されたときの回転走査方向の方位角および前記揺動走査手段の揺動角度をそれぞれ検出して記憶する手段と、同一の光反射手段からの反射光を受光したときの前記揺動角度に基づいて同一方位の光反射手段からの反射光を受光できる受光揺動範囲を算出する揺動範囲演算手段と、前記受光揺動範囲が前記同一方位の光ビーム投射範囲に入っている場合には、前記受光揺動範囲の略中央値をその光反射手段に光ビームを投射するのに適した基準点捕捉投射方向として決定し、前記受光揺動範囲に前記光ビーム投射範囲の一端部が重なる場合には、この重なる点を一端部とする受光揺動範囲の他端部までの間の略中央値をその光反射手段に光ビームを投射するのに適した基準点捕捉投射方向として決定する基準点捕捉揺動方向決定手段と、その基準点捕捉揺動方向に光ビームを投射してその反射光を受光し、その受光信号に基づいて前記観測点および光反射手段間の距離を測定する距離測定手段とを具備したことを特徴とする位置検出装置。
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