特許
J-GLOBAL ID：200903024322096358
高級塗装感を有する化粧材及びその製造方法
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
細井 勇
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-314011
公開番号（公開出願番号）：特開平5-124396
出願日： 1991年10月31日
公開日（公表日）： 1993年05月21日
要約：
【要約】【目的】 印刷絵柄と凹凸模様の2つの絵柄が綺麗に同調して、更に凹凸模様の凹部にワイピングによる着色インキが充填され、表面の平滑性に優れ凹部以外の部分のワイピング用着色インキがきれいに除去されており、且つ印刷絵柄が削り取られていない優れた意匠性を有する高級塗装感を有する化粧材とその製造方法を提供する。【構成】 凹凸模様5と印刷模様6を形成した化粧材基材7の凸部52に透明樹脂層8を形成した後、該透明樹脂層8の上から2液硬化型ウレタン樹脂系の茶系統に着色した塗料(ワイピングインキ)を用いてロールコーター法でワイピングを行って凹部51に塗料を充填し、ワイピング後、化粧材基材7表面にサンダーを行い、透明樹脂層表面に残るワイピングインキを削り取り平滑化して高級塗装感を有する化粧材1を得た。
請求項（抜粋）：
電離放射線透過性シートに電離放射線遮蔽性インキからなる遮蔽印刷層と転写層としての印刷層が設けられた転写シートを用い、表面に電離放射線硬化性樹脂層が塗工された基材に上記転写シートの印刷層が電離放射線硬化性樹脂層と接するように重ね合わせて、上記転写シートの電離放射線透過性シート側より電離放射線を照射して遮蔽印刷層以外の部分に対応する電離放射線硬化性樹脂を硬化させた後、電離放射線透過性シートを剥がして電離放射線硬化性樹脂層の未硬化の部分を電離放射線透過性シートと共に除去して印刷層が電離放射線硬化性樹脂に密着した硬化部を凸部として形成し且つ電離放射線硬化性樹脂の除去部分を凹部として形成し、基材表面の未硬化の電離放射線硬化性樹脂を硬化又は除去した後、基材凸部の表面に透明樹脂層を形成した後ワイピングを行い凹部に着色インキを充填した後、透明樹脂層の表面を研磨加工して凸部上の余分の着色インキを削り取って形成されていることを特徴とする高級塗装感を有する化粧材。
IPC (2件)：
引用特許：
前のページに戻る
