特許
J-GLOBAL ID:200903024323202852

製鋼プロセスにおける溶鋼温度管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-242692
公開番号(公開出願番号):特開平7-097611
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 製鋼プロセスにおける溶鋼の温度降下量をより精度良く予測し、この溶鋼温度予測値を製鋼炉の吹錬制御に反映して溶鋼温度をより正確に管理できるようにする。【構成】 過去チャージの実績データに基づいて操業変動要因に起因する各溶鋼温度降下分を求め、この操業変動要因溶鋼温度降下分から製鋼炉処理終了時t2 から鋳込開始時t3 までの溶鋼温度降下量ΔTを予測する。この溶鋼温度降下量ΔTと鋳込開始温度Tb とにより製鋼炉処理終了時t2 の製鋼炉処理終了温度Ta を求めて製鋼炉処理開始時t1 に決定し、この製鋼炉処理終了温度Ta を目標温度として製鋼炉の自動吹錬制御を行う。溶鋼温度降下量を高精度に予測でき、自動吹錬制御も精度良く行え、チャージ毎の溶鋼温度のばらつきを解消することができる。
請求項(抜粋):
製鋼炉処理から鋳込みまでの溶鋼温度を適正に管理し、所望の鋳込み温度を得るための溶鋼温度管理方法において、過去チャージの実績データに基づいて操業変動要因に起因する各溶鋼温度降下分を求め、この操業変動要因溶鋼温度降下分から製鋼炉処理終了時t2 から鋳込開始時t3 までの溶鋼温度降下量ΔTを予測し、この溶鋼温度降下量ΔTと鋳込開始温度Tb とにより製鋼炉処理終了時t2 の製鋼炉処理終了温度Ta を求めて製鋼炉処理開始時t1 に決定し、この製鋼炉処理終了温度Ta を目標温度として製鋼炉の自動吹錬制御を行うことを特徴とする製鋼プロセスにおける溶鋼温度管理方法。
IPC (2件):
C21C 5/46 ,  B22D 11/16

前のページに戻る