特許
J-GLOBAL ID:200903024324299906
管状重合反応装置及びこれを用いた重合方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
山崎 行造
, 杉山 直人
, 白銀 博
, 赤松 利昭
, 奥谷 雅子
, 田坂 一朗
, 星 貴子
, 木戸 基文
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-500629
公開番号(公開出願番号):特表2006-526666
出願日: 2003年06月27日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
管状重合反応装置及びこの装置を用いた方法は、連鎖移動剤とモノマーからポリマーへの高い転化率を提供する管状反応器に沿って細長く配置されている多くのモノマー供給口を含む、改善された重合を提供する。本発明は、そのような管状重合反応装置で作られたポリマー及び低い曇り値、0.92g/cm3以上の密度及び/又はカルボニル基の末端を有するポリマーを含む方法に関係する。この装置及び方法は、モノマー濃度と、移動剤の濃度の間の依存性を切り離し、あるいは、減らすことができる。他の態様におけるこの依存性の切り離しは、各種の利点を導く。
請求項(抜粋):
管状重合反応装置であって、
(a) フレッシュモノマーの供給源と、
(b) モノマーを圧縮するための第一及び第二コンプレッサーステージと、
(c) 管状反応器と、
(d) モノマーを管状反応器へ供給するために、管状反応器に沿って長さ方向に配置されている多数の供給口と、
(e) 管状反応器内で、モノマーをポリマーに転化させるために、管状反応器に沿って長さ方向に配置されている多数のラジカル開始剤又は触媒注入位置と、
(f) 管状反応器からモノマー-ポリマー混合物を受け取り、該混合物を揮発性モノマー高含有相及び溶融ポリマー相に分離するための分離器と、
(g) 揮発性モノマー高含有相を第一及び/又は第二コンプレッサー工程で再利用し、未反応モノマーを管状反応器で再利用するために用いる導管と、
(h) ポリマーの分子量を変更するために、圧縮され、管状反応器に供給される移動剤の供給源を含み、
コンプレッサー手段が、移動剤低含有流れと切り離されている移動剤高含有流れを圧縮し、移動剤低含有流れを受け取る少なくとも1の反応ゾーンの上流にある重合反応ゾーンへ圧縮された移動剤高含有流れを供給することを特徴とする、管状重合反応装置。
IPC (4件):
C08F 2/01
, B01J 19/24
, C08F 2/38
, C08F 10/00
FI (4件):
C08F2/01
, B01J19/24 Z
, C08F2/38
, C08F10/00 510
Fターム (14件):
4G075AA32
, 4G075BB05
, 4G075CA54
, 4G075EB21
, 4G075EC25
, 4J011AA01
, 4J011AA04
, 4J011DB17
, 4J011DB27
, 4J011DB35
, 4J011NA12
, 4J011NA17
, 4J011NA30
, 4J011NB04
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