特許
J-GLOBAL ID:200903024325797560

土質安定用薬液およびそれを用いた地盤安定化工法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-347088
公開番号(公開出願番号):特開平7-188658
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【構成】ポルトランドセメントを含むA液とアルミナセメントを含むB液とを組み合わせた土質安定用薬液において、A液にブレーン値が共に3000cm2 /g以上である石膏と石灰とを重量比(石膏/石灰)が85/15〜20/80の範囲で、一方、B液に無機炭酸塩を、それぞれ配合し、A液とB液との混合液中においてアルミナセメント 100重量部あたりの石膏と石灰との合計量が30重量部以上であり、またポルトランドセメント 100重量部あたりの、アルミナセメントが18重量部以上で、かつ無機炭酸塩が2〜9重量部の範囲であるように混合して用いる。【効果】A液およびB液は、凝結遅延剤を添加することなく放置されても、調製後3時間未満では硬化せず安定性が高く、一方、A液とB液との混合液は、液温が低い場合でも1分以内に硬化し、かつ、形成された硬化体の圧縮強度の発現が低温下でも良好であって、安定性・瞬結性・早強性を併せもつ。
請求項(抜粋):
アルミナセメントを除く水硬性セメントを含んでなる主材液と、アルミナセメントを含んでなる硬化材液とを組み合わせて地盤内に注入する土質安定用薬液であって、主材液にブレーン値が共に3000cm2 /g以上である石膏と石灰とを重量比(石膏/石灰)が85/15〜20/80の範囲で、一方、硬化材液に無機炭酸塩を、それぞれ配合し、主材液と硬化材液との混合液中においてアルミナセメント 100重量部に対して石膏と石灰との合計量が30重量部以上であり、アルミナセメントを除く水硬性セメント 100重量部に対して、アルミナセメントが18重量部以上であり、かつ、無機炭酸塩が2〜9重量部の範囲であるように混合して用いることを特徴とする土質安定用薬液。
IPC (3件):
C09K 17/10 ,  E02D 3/12 101 ,  C09K103:00

前のページに戻る