特許
J-GLOBAL ID:200903024332292287

射出成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-234620
公開番号(公開出願番号):特開平9-057795
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 多点ピンゲート構造の射出成形用金型について、複雑な構成のランナスライド機構を設けることなく、成形材料の流入バランスの正確性を向上させる。【解決手段】 一次ランナ7の先端部に材料溜まり8を設け、材料溜まり8の回りにゲート9a,9b,9cを三つ以上、等配状に設け、材料溜まり8と各ゲート9a,9b,9cとを二次ランナ11a,11b,11cを介して接続した射出成形用金型において、各二次ランナ11a,11b,11cの材料流入口11a’,11b’,11c’が開口面積の25%以上の部分において一次ランナ7の延長領域Sから外れており、各二次ランナ11a,11b,11cが一次ランナ7と干渉することがないように、かつ各二次ランナ11a,11b,11cの流路長さL1 ,L2 ,L3 が互いに同じになるように、各二次ランナ11a,11b,11cが所定の曲率をもって円弧状に形成されていることにした。
請求項(抜粋):
一次ランナ(7)の先端部に材料溜まり(8)を設け、前記材料溜まり(8)の回りにゲート(9a)(9b)(9c)を三つ以上、等配状に設け、前記材料溜まり(8)と前記各ゲート(9a)(9b)(9c)とを前記材料溜まり(8)の回りに設けられた前記ゲート(9a)(9b)(9c)と同数の二次ランナ(11a)(11b)(11c)を介して接続した射出成形用金型において、前記各二次ランナ(11a)(11b)(11c)の材料流入口(11a’)(11b’)(11c’)がその開口面積の25%以上の部分において前記一次ランナ(7)の延長領域(S)から外れており、前記各二次ランナ(11a)(11b)(11c)が前記一次ランナ(7)と干渉することがないように、かつ前記各二次ランナ(11a)(11b)(11c)の流路長さ(L1 )(L2 )(L3 )が互いに同じになるように、前記各二次ランナ(11a)(11b)(11c)が所定の曲率をもって円弧状に形成されていることを特徴とする射出成形用金型。

前のページに戻る