特許
J-GLOBAL ID:200903024333872325

被覆酸粒子を含む組成物およびその組成物を含む粉末塗料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-510485
公開番号(公開出願番号):特表平11-504063
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】酸組成物は、ポリマーで被覆された多価カルボン酸の固体粒子を含む。酸組成物は、粉末塗料において架橋剤として機能してもよい。ただし、この粉末塗料はさらに樹脂も含む。樹脂および酸組成物のポリマーは、同一でも異なっていてもよい。被覆された酸の固体粒子の平均粒径は、0.5から50マイクロメートルの範囲内である。粉末塗料に用いられる場合には、このような被覆された固体粒子は、硬化工程中に、粉末塗料からの酸架橋剤の昇華を減少させるか、または排除する。さらに、これらの被覆された固体粒子は、用いられる粉末塗料の貯蔵保存寿命を長くする。このような被覆された粒子は、また、その硬化中の粉末塗料の流動性および最終硬化被覆の光沢や表面特性も改良する。
請求項(抜粋):
ポリマーを含む被覆材料で被覆された多価カルボン酸の固体粒子を有する酸組成物であって、前記多価カルボン酸の固体粒子が以下の構造式を有することを特徴とする酸組成物、 [HO2C]m-R-[CO2H]n(式中、Rは(a)1〜24の炭素原子の直鎖状アルキレン基、(b)1〜24の炭素原子の分岐状アルキレン基、(c)3〜10の炭素原子の環状アルキレン基、(d)アルキル置換された、3〜10の炭素原子の環状アルキレン基、(e)芳香族基、(f)アルキル置換された芳香族基、(g)構造式-[R′-CO-O-CO-R′′]x(式中、R′およびR′′はそれぞれ独立に、(a)、(b)、(c)、(d)、(e)および(f)から選択され、x=1〜20である)を有する無水物基からなる群から選ばれ、かつm+n=2、3または4である)。
IPC (5件):
C08K 9/04 ,  C08J 3/12 ,  C08K 9/10 ,  C09D 5/03 ,  C09D 7/12
FI (5件):
C08K 9/04 ,  C08J 3/12 Z ,  C08K 9/10 ,  C09D 5/03 ,  C09D 7/12 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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