特許
J-GLOBAL ID:200903024341396338

自動等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-153242
公開番号(公開出願番号):特開平5-343948
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 直交ディジタル変調方式を用いた無線通信システムの受信器に使用される復調装置に備えられるもので、無線伝送路の時間的な変化が高速になると、タップゲイン値の自動修正用のアルゴリズムの処理速度が追従できなるという問題を解決し、データの誤り率の劣化を小さく抑えることができる自動等化器を提供することを目的とする。【構成】 自動等化器内部のタップゲイン推定部115にタップゲイン値を複数個備え、それぞれのタップゲイン値によってフィルタ部102で計算された等化修正値の候補から、誤差推定部104、117の推定誤差によって誤差判定部106で1つを選択し等化動作を続けることによって、タップゲイン値の更新用のアルゴリズムが追従できないような高速に変動する伝送路においても、データの誤り率の劣化が小さい自動等化器が得られる。
請求項(抜粋):
直交ディジタル変調方式を用いた無線通信システムの受信器の復調装置に設けられ、複数個のタップを用いて受信データを等化修正するフィルタ部と、その等化修正されたデータを判定するデータ判定部と、等化修正されたデータの誤差を推定する誤差推定部と、上記タップで使用されるタップゲイン値を複数組備え、当該タップゲイン値を自動的に修正するタップゲイン推定部とを有し、データの等化修正値の候補を複数個推定し、上記誤差推定部で推定した推定誤差によって上記等化修正値の候補から使用する等化修正値を選択して動作を続けることを特徴とする自動等化器。
IPC (4件):
H03H 17/00 ,  H03H 21/00 ,  H04B 3/14 ,  H04L 27/01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-076313
  • 特開平1-216631

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